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有名な妖怪一覧

ここでは、各地域の分類で「よく知られた妖怪」として明示されているものだけを並べます。本文中の印象や名前だけで有名さを推測して追加することはありません。

この一覧の見方

この一覧の「有名」は、検索数や人気投票をその場で推測した順位ではありません。各地域の記事データで「よく知られた妖怪」として登録されているものを、地域をまたいで集めた入口です。したがって一位から順に並べるランキングではなく、同じ条件を満たす妖怪の一覧として読んでください。

知名度と伝承の古さは同じではありません。古い絵巻や説話に出るものでも現在ほとんど名前が知られていない場合があり、反対に漫画やゲームを通じて広く知られた名前もあります。個別記事では、原典に残る内容と登場作品を別の節にして、後世の設定を伝承へ戻さないようにします。

収録記事が増え、地域データの分類が変われば、この一覧の件数も自動で変わります。選定根拠を確認したい場合は、カードから個別記事と地域別一覧へ進んでください。

掲載基準と更新方法

編集一覧は、人気の印象や検索数だけで妖怪を追加するページではありません。個別記事に登録された種別、姿、具体的な能力、伝承地域、寺社・博物館等で確認できる所在情報を条件にして抽出します。条件を満たさない名前は、一覧を増やすためだけに推測で加えません。

一体が複数の条件に当てはまる場合は各一覧へ重ねて掲載します。掲載数は固定値ではなく、検査済み記事が増えるたび実データから再計算されます。伝承と後世の作品設定が異なる場合は、個別記事で節を分けて確認できます。

よく知られた妖怪 90体

あまめはぎ

石川県能登に伝わる来訪の行事。囲炉裏でできる火だこを剥ぎに来るとされる。

おとろし

長い髪におおわれた姿で絵巻に描かれる妖怪。解説文は一切残っていない。

からかさ小僧

一つ目・一本足の傘の妖怪。器物の妖怪でもっともよく知られる。

しょうけら

庚申待の夜、天窓から家の中をうかがっているとされる妖怪。

ぬらりひょん

頭の大きな老人の姿の妖怪。伝承はほとんど残っておらず、絵だけが先にあった。

のっぺらぼう

顔に目も鼻も口もない妖怪。驚かせる以上のことはほとんどしない。

ひょうすべ

九州に伝わる河童のような妖怪。たいへん毛深く、ナスを好み、風呂に入りに来るという。

ろくろ首

首が伸びる、あるいは首だけが抜けて飛ぶ妖怪。魂が抜け出た病とする説もある。

ガラッパ

南九州に伝わる河童の一種。手足が長く、春と秋に山と川を行き来する。

ケナシコルウナルペ

木原の姥。髪を前に垂らして顔を隠し、動物を化けさせて人を襲わせるという。

ケンムン

奄美群島に伝わる妖怪。ガジュマルの木に住み、河童とも木の精ともいわれる。

ターボばあちゃん

夜道を走る車に追いつくほど速い老女として語られる、近現代の噂話。

テケテケ

上半身だけで這い、肘で音を立てて追ってくる女。北国の踏切の話として語られる。

トシドン

大晦日の夜、首切れ馬に乗って家々を回り、悪い子を諌めるという来訪者。

トモカヅキ

三重県の海に現れ、潜っている海女と瓜二つの姿で現れるという妖怪。

バックベアード

巨大な一つ目の姿で描かれ、昭和の漫画から広く知られるようになった近現代の妖怪。

ボゼ

鹿児島県トカラ列島の悪石島に伝わる来訪の行事。盆の終わりに現れる。

マジムン

沖縄と奄美に伝わる悪霊の総称。股をくぐられると死ぬとされる。

ミサキ

神の先触れであり、同時に触れれば人を害する霊。定義が定まらないまま各地に伝わる。

ヨゲンノトリ

幕末の甲斐の記録に描かれた双頭の鳥。疫病の流行を予言したとされる。

一つ目小僧

顔の真ん中に目が一つあるお化け。もとは片方を潰された目が畏れられ、貴ばれた。

一反木綿

夕暮れに飛ぶ一反ほどの布。首に巻きついて人を窒息させるとされる。

丑の時参

丑の刻に御神木へ釘を打ちこむ呪い。頭に五徳をかぶり、そばに黒牛が伏せる。

両面宿儺

ひとつの胴に二つの顔を持つ異形。都では討たれる賊、飛騨では開祖として伝わる。

人面瘡

体にできた腫物が人の顔の形になり、口をきき物を食べるという奇病。貝母で治るとされた。

人面魚

顔の模様が人の目鼻のように見えるとして、近現代に注目された魚の怪異像。

元興寺

奈良の元興寺の鬼として知られる名。実は西日本に広がるおばけの呼び名だった。

化け狸

人を化かし、人の姿に化ける狸。腹つづみと大きな陰嚢で知られる。

化け猫

年を経た猫が人を化かし、亡き者の姿をまねると語られた怪異。

塗仏

両目玉が飛び出して垂れ下がった、体の黒い坊主の姿の妖怪。

塗壁

夜道で人の行く手をふさぐ、見えない壁のような妖怪。

夜行さん

大晦日や節分の夜、首切れ馬に乗って現れるという徳島の鬼。出遭うと投げ飛ばされる。

大入道

各地に伝わる巨大な僧形の妖怪。見た者は病むとされ、正体は多く不明とされる。

大天狗

山の天狗のうち、とりわけ力と位が高いものを指す呼び名。

天狗

赤い顔と高い鼻を持つ山の妖怪。神とも魔とも扱われ、修験道と深く結びつく。

天邪鬼

わざと逆らう者を指す言葉。もとは山でこだまを返す山姥の口まねだった。

太三郎狸

香川県高松市屋島に伝わる化け狸。四国の狸の総大将とされ、蓑山大明神として祀られる。

子泣き爺

赤ん坊の声で泣く老人の妖怪。抱き上げると重くなり離れない。

山姥

山奥に住む老女の妖怪。旅人を食う恐ろしい姿と、富をもたらす姿の両方で語られる。

山姫

山奥に住む女の姿の妖怪。笑いかけられて笑い返すと血を吸われて死ぬとされた。

山童

握り飯を礼に材木を運んだ山の者。先に渡すと食べて逃げる。

川姫

水辺に現れる女の妖怪。心を惹かれた男は精気を吸い取られてしまうという。

幽霊

石燕は、月の出る墓地で柳のそばに立つ女として描いた。

座敷童子

旧家の座敷にいる十二、三歳ほどの子どもの神。いる家は富み、去られた家は絶えたと語られる。

提灯お化け

古提灯が上下に裂けて口となり、目と舌をあらわす妖怪。絵と玩具でひろまり、土地の言い伝えはほとんど無い。

死神

人間を死に誘う、または人間に死ぬ気を起こさせるとされるもの。

水虎

もとは中国の川にいたとされる生き物。日本では河童の呼び名にも用いられた。

河童

水辺にいる妖怪。九州では群れをなし、冬になると山へ還って山童になると語られた。

油すまし

熊本県天草の峠に伝わる妖怪。噂をすると「今も出るぞ」と現れたという。

波山

伊予に伝わる怪鳥。赤い鶏冠を持ち、熱くない炎を吐き、羽音を立てて現れるという。

泥田坊

泥田から上半身だけを現し「田を返せ」と叫ぶという一つ目の妖怪。

海坊主

夜の海に突然現れる黒い坊主頭の巨人。船を壊し、柄杓を貸せと迫るとされる。

狂骨

井戸の中から釣瓶に吊られて浮かび上がる、白髪の骸骨姿の妖怪。

狐の嫁入り

連なる怪火と、日が照るのに降る雨。二つの現象を指す。

狐憑き

狐の霊に取り憑かれたとされた状態。明治以降、医学によって別の説明が与えられた。

狸憑き

狸の霊が人に憑くこと。大食になり、赤飯を好むという。

猩猩

酒を好み、人語を解する赤い獣。能では海に住む精霊として舞う。

猿猴

広島県をはじめ中国・四国地方に伝わる河童の一種。毛むくじゃらで猿に似ているという。

玉藻前

鳥羽上皇に寵愛された美女。正体は白面金毛九尾の狐で、討たれて殺生石になった。

百目

全身を無数の目で覆われた姿で、昭和期の作品から定着した近現代の妖怪。

百鬼夜行

深夜の京の都を、鬼や妖怪が列をなして練り歩くとされた行進。

目目連

荒れ果てた家の障子に、無数の目が浮かび上がるという妖怪。

磯女

九州の沿岸に広く伝わる女の妖怪。長い髪で血を吸うとされる。

神社姫

文政年間に肥前の浜辺に現れ、病の流行を予言したという人魚に類するもの。

管狐

竹筒に収まるほどの小さな狐。使い手にしか見えない。

般若

嫉妬と恨みによって鬼になった女を表す能面。上半分は悲しみ、下半分は怒りを表す。

船幽霊

海で死んだ者の霊。柄杓で水を汲み入れて船を沈めるとされる。

芝右衛門狸

淡路島三熊山に住んだ化け狸。芝居見物の最中に犬に噛まれて死んだと伝わる。

葛の葉

信太の森の白狐。人の妻となり、安倍晴明を産んだのちに正体を知られて去った。

藤原千方の四鬼

『太平記』に載る四体の鬼。金鬼・風鬼・水鬼・隠形鬼が藤原千方に従った。

見越し入道

夜道に現れ、見上げるほど背が伸びる僧形の妖怪。「見越した」と唱えれば消えるとされる。

豆狸

西日本に伝わる小さなタヌキの妖怪。酒蔵に棲みつき、八畳もある陰嚢で幻を見せるとされた。

逆柱

木が生えていた向きと上下逆に立てた柱。夜に音を立て、家運を傾けると忌まれた。

逢魔時

妖怪に出会うとされる夕暮れどき。石燕は町の空を見開きで描いた。

道成寺鐘

蛇に変じた女が鐘に巻きつき、中の僧を焼き殺したという和歌山の寺の鐘。

酒呑童子

大江山に住んだ鬼の首領。源頼光の一行に酒で酔わされ、首を斬られた。

野衾

空を飛んで人の顔を覆うという獣の妖怪。ムササビの姿で描かれ、灯火を食うとも血を吸うともいわれた。

阿波狸合戦

江戸末期の阿波で起きたという狸たちの大戦争の伝説。金長と六右衛門が相討ちになった。

隙間女

箪笥と壁のわずかな隙間に立ち、こちらをじっと見つめているという女。

雨女

雨を呼ぶとされる妖怪。石燕の絵は中国の故事を引いたものである。

雪女

吹雪の夜に現れる白い着物の女。人の息を奪い、また人と暮らしもする。

雪男

雪山にいると噂された、人に似た大型の未確認の存在。

青行燈

百物語の会で、百話目になろうとするときに現れるとされる妖怪。

鞍馬天狗

京都の鞍馬山僧正ヶ谷に住むとされる大天狗。牛若丸に剣を教えたと伝わる。

首なしライダー

首を失ったまま夜の道を走り続けるという亡霊。各地で語られる現代の怪談。

首切れ馬

首の無い馬の姿で夜道に現れる妖怪。徳島をはじめ各地に伝わり、首無し馬ともいう。

角と牙を持つ、日本でもっとも知られた妖怪。もとは姿の見えないものを指す言葉だった。

鬼女

怒りや執着によって鬼の姿になった女性を指す、説話と芸能の広い類型。

魏石鬼八面大王

長野県安曇野に伝わる鬼。討たれて体を各所に分けて埋められたとされる。

頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎。源頼政に射落とされた鵺の姿の物の怪。

よくある質問

ここに載っている順番が人気順位ですか。

違います。人気順位ではなく、記事データで同じ掲載条件を満たす妖怪をまとめています。

作品で有名になった妖怪も含みますか。

含む場合がありますが、作品の設定と伝承は個別記事で分けて説明します。

有名なのに載っていない妖怪がいるのはなぜですか。

未収録か、現在のデータで掲載条件を確認できていない可能性があります。印象だけで追加はしません。