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種別からさがす

種別が違っても、似た姿や似た振る舞いをする妖怪がいます。

ここでは、性質の似た妖怪を種別ごとに横に並べます。土地も時代も違う妖怪が、同じ振る舞いをしていることがあります。

火の玉として現れるもの、人に取り憑くもの、古い道具が年を経て化けたもの。姿は違っても、語られ方には型がある。

収録のある種別16件

人型の妖怪218体

人のかたちをした妖怪を横に並べます。角と牙を持つ鬼、山姥や般若などの鬼女、コロポックルやダイダラボッチのような小人と巨人、口裂け女のような現代の怪人まで。日本の妖怪でもっとも数が多いのがこの姿で、生まれ方も語られ方も種類ごとに違います。

獣の妖怪127体

獣の姿をした妖怪を横に並べます。年を経た猫が化けた猫又、人を化かす化け狸、牛と蜘蛛を合わせた牛鬼、猿と虎を継ぎ合わせた鵺、大陸から来た獏と雷獣まで。長く生きた動物が化けるという考え方と、実在しない獣を組み合わせる作り方が重なっています。

幽霊と霊190体

幽霊と霊を横に並べます。幽霊と妖怪の違いは「誰に出るか」と「もとが人かどうか」で説明されますが、どちらの線引きにも例外があります。船幽霊、七人ミサキ、がしゃどくろ、餓鬼、トイレの花子さんまで、日本に伝わる霊のかたちをまとめます。

水の妖怪158体

水の妖怪を横に並べます。河童、海坊主、船幽霊のように人を引き込むもの、小豆洗いや置行堀のように音と声だけのもの、雪女や不知火まで。溺れて死ぬという現実の危険がそのまま妖怪の姿になっており、逃れ方まで言い伝えられています。

現代の妖怪37体

昭和以降に噂として広まった妖怪を横に並べます。口裂け女、赤マント、トイレの花子さん、人面犬、八尺様、ひとりかくれんぼまで。古い妖怪と違い、いつどこから広まったかを追えるのが特徴で、伝える道具が変わると話の変わり方まで変わります。

器物と草木215体

道具が年を経て化けた付喪神と、木や草に宿る妖怪を横に並べます。からかさ小僧、一反木綿、雲外鏡、輪入道、木霊、釣瓶落としまで。捨てられた道具の恨みという考え方が土台にあり、人を襲うものがほとんどいないのもこの一群の特徴です。

狐と狸99体

人を化かす狐と狸を横に並べます。玉藻前、葛の葉、千年を経た天狐、僧に化けた白蔵主から、四国の化け狸と隠神刑部まで。狐には位があって尾の数が力を表し、狸には位がありません。化かし方も話の結末も、狐と狸ではまるで違います。

火の妖怪97体

火と煙にかかわる妖怪を横に並べます。煙のなかに顔が浮かぶ煙々羅、死体を奪う火車、海に浮かぶ不知火、炎の車輪の輪入道。日本の妖怪に火だけのものは少なく、獣や器物や水と組み合わさって現れます。数が少ない理由もあわせて見ていきます。

鳥の妖怪36体

鳥の姿をした妖怪を横に並べます。源頼政に射落とされた鵺、「いつまで」と鳴いた以津真天、死体から生じた陰摩羅鬼。三体とも名前が鳴き声から来ており、葬られなかった死者と結びついて語られます。姿を与えたのは江戸時代の絵師でした。

蛇と竜57体

蛇の姿をした妖怪を横に並べます。上半身が女で下が蛇の濡女、柄のない槌のような姿で転がる野槌、掲示板から広まった姦姦蛇螺。蛇の妖怪には女の姿と結びつくものが多く、江戸の濡女と現代の姦姦蛇螺が同じ形を選んでいます。

予言獣7体

疫病、豊凶、災害などこれから起こる出来事を告げると伝えられたものです。 この図鑑に収録している例を、伝承の根拠、姿、現れる場所、似た種別との違いから整理します。

天狗22体

山に現れ、飛行・怪力・幻術などを持つと語られる一群です。 この図鑑に収録している例を、伝承の根拠、姿、現れる場所、似た種別との違いから整理します。

山の妖怪75体

山林、峠、谷、岩場などを主な舞台として語られる妖怪です。 この図鑑に収録している例を、伝承の根拠、姿、現れる場所、似た種別との違いから整理します。

憑き物52体

人や家に取り憑き、言動や体調、家運の変化を起こすと語られたものです。 この図鑑に収録している例を、伝承の根拠、姿、現れる場所、似た種別との違いから整理します。

病の妖怪29体

病気や流行病の原因、姿、前触れとして語られた妖怪です。 この図鑑に収録している例を、伝承の根拠、姿、現れる場所、似た種別との違いから整理します。

風の妖怪8体

突風、旋風、かまいたちなど風の動きと結びついて語られる妖怪です。 この図鑑に収録している例を、伝承の根拠、姿、現れる場所、似た種別との違いから整理します。

種別を見分ける

種別は、妖怪を強さや人気で順位づけするものではありません。火、水、山、人型、獣、器物、憑き物など、姿・現れる場所・振る舞いの共通点から探すための軸です。

一体が複数の性質を持つ場合は、確認できる種別へ重ねて掲載します。たとえば人の姿をとりながら山に現れるものを、一方だけへ押し込めることはしません。各種別ページでは、似て見える別種との違い、代表的な伝承、関連する妖怪をまとめます。

分類名だけでは判断せず、個別記事に登録された姿と伝承を使います。印象だけの「怖い」「かわいい」は別の編集軸とし、事実としての種別と混ぜません。

地域ごとに読む

種別ではなく、伝わる土地のまとまりで読みたいときはこちらから。

よくある質問

一体の妖怪が複数の種別に載ることはありますか。

あります。姿、場所、振る舞いに複数の特徴が確認できれば、該当する種別へ重ねて掲載します。

幽霊と妖怪は同じ種別ですか。

この図鑑では伝承上の扱いを確認し、幽霊・霊として語られるものを独立した種別で整理します。

かわいい妖怪は種別ですか。

主観による印象なので種別にはしません。姿や伝承に基づく分類とは分けて扱います。