耳のある蛇。水面を通ると、泳ぐ者が水難に遭う。
タツクチナワとはどんな妖怪か
タツクチナワは、北部九州に伝わる怪蛇です。
姿に、特徴があります。
耳を持つ蛇です。
耳があります。
そして、水難と結びついています。
佐賀県小城市の龍天池では、これが水面を通るときに池で泳いでいる者は、必ず河童による水難に遭うといいます。
必ず、とあります。
タツクチナワ自身が襲うのではありません。
河童による水難です。
タツクチナワの漢字表記と読み方
読みは「タツクチナワ」です。
名称の「クチナワ」には、蛇または蛇憑きの意味があります。
「クチナワ」は、朽ちた縄のことです。
蛇を指す古い言い方です。
「タツ」は、龍と読めます。
現れる池の名にも、龍が入っています。
佐賀県小城市の龍天池です。
そして、蛇憑きの意味もあります。
蛇または蛇憑きの意味があるとされます。
タツクチナワ(たつくちなわ)
もっとも一般的な表記。
クチナワ(くちなわ)
蛇または蛇憑きを意味する語。
龍天池(りゅうてんいけ)
佐賀県小城市にある池。
タツクチナワの姿と特徴
タツクチナワの姿は、耳のある蛇です。
耳を持つ蛇です。
蛇に耳はありません。
そこが、怪異とされました。
動きも伝わっています。
これが水面を通るときに、事が起きます。
水面を渡ります。
そして、泳ぐ者に害が及びます。
池で泳いでいる者は、必ず河童による水難に遭うといいます。
タツクチナワの伝承物語
水面を通ると水難に遭う
この蛇は、前触れとして働きます。
佐賀県小城市の龍天池では、これが水面を通るときに池で泳いでいる者は、必ず河童による水難に遭うといいます。
水面を通ります。
そのとき、泳いでいる者が危険です。
必ず、とあります。
そして、害を出すのは別のものです。
河童による水難です。
タツクチナワは、噛みつきません。
通るだけです。
それが合図になります。
耳のある蛇
タツクチナワの伝承地域
タツクチナワは、北部九州に伝わります。
佐賀県小城市の龍天池が舞台です。
これが水面を通るときに池で泳いでいる者は、必ず河童による水難に遭うといいます。
小城市は、佐賀県の中央部にある市です。
訪ねる際は、現地の案内をご確認ください。
タツクチナワの正体と考えられているもの
タツクチナワについては、次のように整理できます。
一つめは、種類です。北部九州に伝わる怪蛇です。
二つめは、姿です。耳を持つ蛇です。
三つめは、場所です。佐賀県小城市の龍天池に現れます。
四つめは、害です。これが水面を通るときに池で泳いでいる者は、必ず河童による水難に遭うといいます。
五つめは、名の意味です。名称の「クチナワ」には、蛇または蛇憑きの意味があります。
この蛇は、前触れです。 害を出すのは河童のほうです。
タツクチナワをめぐる妖怪のつながり
タツクチナワが登場する作品
タツクチナワは、水難の前触れです。
耳のある蛇が水面を通ると、泳ぐ者が河童に遭うといいます。
資料は北部九州の民俗の記録が中心です。
タツクチナワが登場する研究
タツクチナワが登場する漫画・アニメ
蛇の妖怪を扱う作品
トウビョウや蛇蠱と並べて取り上げられます。
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タツクチナワについてよくある質問
タツクチナワとは何ですか。
北部九州に伝わる怪蛇で、耳を持つ蛇です。
どこに出るのですか。
佐賀県小城市の龍天池です。
何が起きるのですか。
これが水面を通るときに池で泳いでいる者は、必ず河童による水難に遭うといいます。
名前の意味は何ですか。
名称の「クチナワ」には、蛇または蛇憑きの意味があります。
タツクチナワと併せて覚えたい言葉・用語
クチナワ(くちなわ)
蛇の古い呼び名。朽ちた縄の意。
龍天池(りゅうてんいけ)
佐賀県小城市にある池。
水難(すいなん)
水による災難。溺れることなど。