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青森県

テンコロバシとはどんな妖怪か|姿と伝承・登場する作品

テンコロバシ  / テンコロバシ

そのほか 各地の伝説

雨の夜、光りながら坂を転がって上下する球。

テンコロバシとはどんな妖怪か

テンコロバシは、青森県に伝わる妖怪です。

青森県八戸地方に伝わります

姿は、大きな球です。

大きな球形の妖怪です。

出る条件が決まっています。

雨模様の夜です。

そして、光りながら転がります。

光を発しながら坂道を転がって上下するといいます。

上下します。

下るだけではありません。

テンコロバシの漢字表記と読み方

読みは「テンコロバシ」です。

岡山県邑久郡に伝わる妖怪の「テンコロコロバシ」も「テンコロバシ」と呼ばれることがあります

同じ名で呼ばれます。

名の由来は、岡山の側にあります。

土地の方言でテンコロとは砧、または砧で布を打つための槌のことです

砧です。

布を打つ道具です。

妖怪のテンコロコロバシはこのテンコロの形をした妖怪が、夜に特定の場所で坂を転がって行くと言われています

青森のものは、球形です。

テンコロバシ(てんころばし)

青森県八戸地方での呼び名。

テンコロコロバシ(てんころころばし)

岡山県邑久郡の妖怪。

テンコロ(てんころ)

砧、または砧で布を打つための槌。

テンコロバシの姿と特徴

テンコロバシの姿は、大きな球です。

大きな球形の妖怪です。

そして、光ります。

光を発しながら坂道を転がって上下するといいます。

光を出します。

雨の夜です。

雨模様の夜に出ます。

山のものは、形が違います。

テンコロの形をした妖怪です。

砧や槌の形です。

テンコロバシの伝承物語

  1. 坂を上りもする
  2. テンコロは砧のこと
  3. 転がるものの仲間

坂を上りもする

この妖怪の動きには、特徴があります。

光を発しながら坂道を転がって上下するといいます。

「上下する」です。

下るだけではありません。

上りもします。

転がるものは、ふつう下るだけです。

そこが、怪異になっています。

出る条件も決まっています。

雨模様の夜です。

雨の夜に、光る球が坂を行き来します。

大きな球形です。

テンコロは砧のこと

名の由来は、岡山の側にあります。

岡山県邑久郡に伝わる妖怪の「テンコロコロバシ」も「テンコロバシ」と呼ばれることがあります

同じ名で呼ばれます。

そして、意味がわかります。

土地の方言でテンコロとは砧、または砧で布を打つための槌のことです

砧です。

布を柔らかくするために打つ台や槌です。

妖怪のテンコロコロバシはこのテンコロの形をした妖怪が、夜に特定の場所で坂を転がって行くと言われています

道具の形をしています。

転がるものの仲間

転がる妖怪は、各地にあります。

鳥取県の「ツチコロビ」
高知県の「タテクリカエシ」
江戸時代の百科事典『和漢三才図会』にある「野槌蛇」

これらと同じとされます。

同一視されることもあります

どれも、転がって人の前に来ます。

そして、道具の名がついています。

槌、砧、野槌です。

打つ道具の形が、共通しています。

青森のものだけが、光る球です。

テンコロバシの伝承地域

テンコロバシは、青森県八戸地方に伝わります。

雨模様の夜、光を発しながら坂道を転がって上下するとされます。

同じ名は、岡山にもあります。

岡山県邑久郡の「テンコロコロバシです。

同じ形の妖怪も各地にあります。

鳥取県の「ツチコロビ」高知県の「タテクリカエシ」です。

坂道そのものが舞台であり、この名で祀られた社や碑は確かめられていません。この欄は空のままにしてあります。

テンコロバシの正体と考えられているもの

テンコロバシについては、次のように整理できます。

一つめは、姿です。大きな球形の妖怪です。

二つめは、出方です。雨模様の夜、光を発しながら坂道を転がって上下するといいます。

三つめは、同じ名です。岡山県邑久郡に伝わる妖怪の「テンコロコロバシ」も「テンコロバシ」と呼ばれることがあります

四つめは、名の由来です。土地の方言でテンコロとは砧、または砧で布を打つための槌のことです

五つめは、仲間です。鳥取県の「ツチコロビ」、高知県の「タテクリカエシ」、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』にある「野槌蛇」と同一視されることもあります

この妖怪は、坂を上りもします。 転がるものが上る点が、怪異になっています。

テンコロバシをめぐる妖怪のつながり

テンコロバシが登場する作品

テンコロバシは、坂を上りもする球です。

雨の夜に光りながら転がり、砧の名を持ちます。

資料は青森と岡山の民俗の記録に分かれます。

テンコロバシが登場する古典

和漢三才図会

寺島良安、1712年。「野槌蛇」を立項しています。

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テンコロバシが登場する研究

妖怪事典

村上健司編著、2000年。青森と岡山のテンコロバシを整理しています。

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綜合日本民俗語彙

各地の民俗語を集めた辞典。テンコロの呼び名が引けます。

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テンコロバシが登場する漫画・アニメ

転がる妖怪を扱う作品

土転びや鑵子転ばしと並べて取り上げられます。

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テンコロバシについてよくある質問

テンコロバシとは何ですか。

青森県八戸地方に伝わる妖怪で、大きな球形の妖怪です。

どんなふうに現れますか。

雨模様の夜、光を発しながら坂道を転がって上下するといいます。

名前の意味は何ですか。

土地の方言でテンコロとは砧、または砧で布を打つための槌のことです

似た妖怪はいますか。

鳥取県の「ツチコロビ」、高知県の「タテクリカエシ」、『和漢三才図会』にある「野槌蛇」と同一視されることもあります

テンコロバシと併せて覚えたい言葉・用語

(きぬた)

布を打って柔らかくするための台や槌。

邑久郡(おくぐん)

岡山県にあった郡。

八戸(はちのへ)

青森県の東部にある市。