日本の妖怪一覧|種類・伝承地域・姿から探す
日本で語られてきた妖怪を、種類・伝承地域・姿と特徴から探せます。個別記事では、伝承と原典、正体と考えられているもの、似た妖怪とのつながりを分けて載せています。
目的から探す
この図鑑の使い方
名前が分かるときは全件一覧から、姿や振る舞いで探すときは種別一覧から進んでください。妖怪は一つの県だけに収まらないことが多いため、種類を最初の入口、地域を次の入口にしています。
個別記事では、伝承に書かれた内容と後世の創作を混ぜません。姿、原典、伝承地域、正体として説明されてきたもの、同じ地域や性質でつながる妖怪を分け、漫画やゲームなどの登場作品も独立して確認できます。
地域が確認できる場合は都道府県や市町村までを示します。旅館などの商業施設名を伝承地の中心にせず、資料で確認できる地域の粒度で地図と一覧を作ります。
掲載基準と更新
全件一覧へ載るのは、名前だけではなく個別記事の本文・出典・分類を検査した妖怪です。同名異伝は出典と地域を比べ、同一と確認できないものを一体へ統合しません。追加・修正後は、種別と伝承地域の入口も登録データから更新します。
収録中の妖怪一覧1678体
いげぼ
伊勢の度会郡で鬼火を指した、ほかの土地では聞かれない呼び名。柳田國男も語源を解けなかった。叢原火
京都で寺の灯明油を盗んだ僧の顔が炎の中に現れるとされ、鳥山石燕が描いた怪火。遊火
土佐の三谷山に現れ、近づけば遠ざかり、一つから無数へ分かれて戻る青白い怪火。迷い船
筑前の海で、月夜に風へ逆らう帆船や姿のない話し声として現れた「迷い」の怪異。びしゃがつく
福井県の旧坂井郡で、冬の霙や雪の夜道を歩く人の後ろから聞こえるとされた足音の怪異。オボラ
愛媛県今治市宮窪町の沖合や墓地に現れる、「オボラビ」という怪火の地方名。赤い紙、青い紙
学校のトイレで紙の色を尋ねる声がし、選んだ色に応じて異なる災難が起きると語られてきた選択型の学校怪談。鬼火
夜に現れる説明しにくい火を広く指し、墓の燐火、化け物がともす火、土地固有の怪火などを含んできた呼び名。送り犬
夜の山道で人の後をつき、転べば襲うと恐れられる一方、ほかの獣から守って家や次の集落まで送るとも語られた山犬の怪異。実盛虫
武将・斎藤実盛が稲株に馬の足を取られて討たれ、その怨みが稲を害する虫になったという伝説から、ウンカなどの害虫についた呼び名。川獺 (妖怪)
川辺で人や小僧、大入道などに化け、返事を惑わせたり道行く人を驚かせたりすると各地で語られた、動物のカワウソを背景に持つ怪異。人魚
日本では人に似た異魚、肉を食べた者を長命にする存在、疫病や豊凶を告げる予言獣など、時代と土地で姿と役割を変えた海の異類。和邇
『古事記』の因幡の白兎で、兎に海上へ一列に並ぶよう欺かれ、その背を渡らせた「和邇」と記される海の生き物。狐火
狐が口や尾で灯すとされ、列をなし、増減し、天候や作柄の占いにも用いられた怪火。傘差し狸
徳島県三好地方で、雨の夕方に傘を差す人へ化け、相傘に入った者を遠くへ迷わせる化け狸。ムラサ
島根県隠岐で、夜光虫の光が海上に丸く集まり、船が乗ると散るとされた海の怪異。衾
佐渡島の夜道で大きな風呂敷のように飛来し、鉄漿を染めた歯でのみ噛み切れる布状の妖怪。道塞ぎ
苗場山で、突然現れた大滝と大木・大岩に前後を塞がれたという1957年の体験談。六人搗き
鼬の群れの物音を六人の臼搗きに聞きなし、家の繁栄や衰退の前兆とした新潟県の音の怪異。蟷螂坂
旧片貝町の坂で転ぶと鎌のような傷を負うという、大雪で死んだ大蟷螂に由来する場所の怪異。塗坊
壱岐島の夜道で、路側の山から突き出すと1938年の記録に残る、姿の定まらない道の怪異。尻目
京都の帷子辻に現れ、顔には目鼻がなく、尻にある一つ目を光らせると描かれた妖怪。ごぎゃ啼き
四国で赤ん坊の産声を上げ、高知では足へまとわりつき、徳島では一本足で地震を告げるともいう妖怪。かぶそ
北陸でカワウソと結び付けられ、人や子供の姿で通行人を惑わせると語られた存在。よくある質問
妖怪は種類と地域のどちらから探すのがおすすめですか。
名前が分からない場合は種類から、土地の伝承をまとめて読みたい場合は地域から探すと見つけやすくなります。
海外の怪物も収録していますか。
このサイトは日本の妖怪だけを対象にしています。海外の怪物や幻獣は収録範囲に含めません。
伝承地域は一点の住所まで分かりますか。
資料で確認できた範囲だけを示します。地域までしか分からない話を、根拠なく特定地点へ置くことはしません。