学校のトイレに出る紫づくめの老婆。三回唱えると退散する。
紫ババアとはどんな妖怪か
紫ババアは、学校の怪談です。
学校の怪談、都市伝説の一種です。
出る場所が決まっています。
学校のトイレに現れる、全身紫色づくめの老婆です。
全身が紫です。
害があります。
襲われた者は肝臓を抜き取られます。
肝臓です。
ただし、逃れ方があります。
「ムラサキムラサキムラサキ」と3回続けて唱えると退散するといいます。
紫色の物を手にして「ムラサキ」と唱えると良いともいいます。
紫ババアの漢字表記と読み方
読みは「むらさきばばあ」です。
紫の老婆、そのままの名です。
この名は、そのまま呪文にもなります。
「ムラサキムラサキムラサキ」と3回続けて唱えると退散するといいます。
名前を三回唱えます。
呼ぶのではなく、追い払う言葉です。
同じ形の怪談は、ほかにもあります。
三時ババアのように、登場時刻が決まっておらずいきなり現れるともいいます。
トイレの花子さんのように、ドアをノックすると現れるともいわれます。
学校の怪談どうしで、形が混ざっています。
紫ババア(むらさきばばあ)
もっとも一般的な表記。
ムラサキババア(むらさきばばあ)
仮名で書いた形。
紫ババアの姿と特徴
紫ババアの姿は、紫づくめです。
全身紫色づくめの老婆です。
細かく伝わっています。
髪が腰に届くほど長い。
紫の着物。
口に紫の口紅。
長い爪。
爪で引っ掻きます。
長い爪で相手を引っ掻くともいいます。
出方も、いくつかあります。
東京都東久留米市では、トイレにある鏡の中から飛び出して来るなどといわれます。
トイレにあいた穴を紙で塞いでいたところ、その紙が破れて穴から老婆が飛び出して来たという話もあります。
紫ババアの伝承物語
三回唱えると退散する
この怪談には、助かる方法があります。
襲われた者は肝臓を抜き取られるが、「ムラサキムラサキムラサキ」と3回続けて唱えると退散するといいます。
三回です。
名前を繰り返します。
別の方法もあります。
紫色の物を手にして「ムラサキ」と唱えると良いともいいます。
紫の物を持ちます。
学校の怪談には、この形が多くあります。
決まった言葉を唱えれば助かる、という作りです。
子どもが覚えて使えます。
口裂け女の「ポマード」も、同じ形です。
鏡や穴から飛び出す
現れ方には、いくつもの型があります。
三時ババアのように、登場時刻が決まっておらずいきなり現れるといいます。
いきなり出ます。
トイレの花子さんのように、ドアをノックすると現れるとも言われます。
ノックで出ます。
派生もあります。
「不用意に呼んだ子供たちの足を取ってしまう」という派生もあります。
足を取ります。
土地ごとの話もあります。
東京都東久留米市では、トイレにある鏡の中から飛び出して来るといわれます。
トイレにあいた穴を紙で塞いでいたところ、その紙が破れて穴から老婆が飛び出して来たという話もあります。
紫の服を着せられた少女
この怪談には、由来を語る話もあります。
東京都近郊である老人が話したところによると、と伝わります。
老人の話です。
昔、貧乏な家に古い着物を1枚しか持っていなかった少女がいました。
着物が一枚しかありません。
そこへ、服が飛んできます。
あるときに裕福な家から風で飛んできた紫色の高価な服を手にしました。
拾っただけでした。
ところが、疑われます。
その家の者に泥棒呼ばわりされ、汚名を着せられたまま老いて死にました。
濡れ衣のまま死にました。
その家の跡地が紫ババアの現れるトイレなのだといいます。
紫ババアの伝承地域
紫ババアは、学校のトイレに現れるとされます。
東京都東久留米市では、トイレにある鏡の中から飛び出して来るなどといわれます。
東京都近郊で語られた由来の話では、その家の跡地が紫ババアの現れるトイレなのだといいます。
学校の怪談であり、特定の場所や祀られた碑は確かめられていません。この欄は空のままにしてあります。
紫ババアの正体と考えられているもの
紫ババアについては、次のように整理できます。
一つめは、種類です。学校の怪談、都市伝説の一種です。
二つめは、姿です。全身紫色づくめの老婆で、髪が腰に届くほど長く、紫の着物に加えて口に紫の口紅をつけており、長い爪で相手を引っ掻くともいいます。
三つめは、害です。襲われた者は肝臓を抜き取られます。
四つめは、逃れ方です。「ムラサキムラサキムラサキ」と3回続けて唱えると退散するといい、紫色の物を手にして「ムラサキ」と唱えると良いともいいます。
五つめは、由来の話です。紫色の高価な服を手にしたところ、その家の者に泥棒呼ばわりされ、汚名を着せられたまま老いて死に、その家の跡地が紫ババアの現れるトイレなのだといいます。
この怪談は、唱えれば助かります。 名前そのものが、追い払う言葉になっています。
紫ババアをめぐる妖怪のつながり
紫ババアが登場する作品
紫ババアは、唱えれば助かる怪談です。
紫づくめの老婆が学校のトイレに出て、名前を三回唱えると退散します。
資料は現代の噂話の記録が中心です。
紫ババアが登場する漫画・アニメ
学校の怪談を扱う作品
トイレの花子さんや三時ババアと並べて取り上げられます。
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紫ババアについてよくある質問
紫ババアとは何ですか。
学校の怪談、都市伝説の一種で、学校のトイレに現れる、全身紫色づくめの老婆です。
どんな害がありますか。
襲われた者は肝臓を抜き取られます。長い爪で相手を引っ掻くともいいます。
助かる方法はありますか。
「ムラサキムラサキムラサキ」と3回続けて唱えると退散するといいます。紫色の物を手にして「ムラサキ」と唱えると良いともいいます。
由来はありますか。
紫色の高価な服を手にしたところ、その家の者に泥棒呼ばわりされ、汚名を着せられたまま老いて死に、その家の跡地が紫ババアの現れるトイレなのだという話があります。
紫ババアと併せて覚えたい言葉・用語
学校の怪談(がっこうのかいだん)
学校を舞台に子どもの間で語られる話。
都市伝説(としでんせつ)
現代に広まる出所不明の噂話。
肝臓(かんぞう)
腹の中の臓器。