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新潟県

長四郎狐とおさん狐(ちょうしろうぎつねとおさんぎつね)とはどんな妖怪か|姿と伝承

長四郎狐とおさん狐  / チョウシロウギツネトオサンギツネ

狐と狸 各地の伝説

新潟市で、馬や伯楽に化ける相談を油座に聞かれ、先を越されて騙された二匹の狐。仕返しも失敗した。

長四郎狐とおさん狐の姿を描いた図

DAI-nk 「白山神社の鳥居(新潟県新潟市)」 2013年 / CC BY-SA 3.0 出典

長四郎狐とおさん狐とはどんな妖怪か

長四郎狐とおさん狐は、先を越された狐です。新潟県新潟市の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、鏡淵九六郎長四郎狐の居なくなった理由」(『高志路』新潟県民俗学会、1935年)を典拠に、長四郎狐とおさん狐が馬や伯楽に化ける相談をしているのを、油座が聞いて、先を越しておさんを騙した。2匹の狐は油座が怪しいと勘付き、仕返しをしようとしたが失敗したと記します。

化かされたのは狐のほうです。

油座が先を越しておさんを騙したのです。

この図鑑には六兵衛狐(愛知)も収めています。

長四郎狐とおさん狐の漢字表記と読み方

読みは「ちょうしろうぎつねとおさんぎつね」です。

データベースの呼称欄は「長四郎狐,おさん狐」と読点で分けて示します。

「伯楽」は、馬を見立てたり売り買いしたりする人のことです。

「油座」は、油を扱う人をこう呼んだものです。

この図鑑には六兵衛狐(愛知)も収めています。

長四郎狐とおさん狐(ちょうしろうぎつねとおさんぎつね)

データベースの呼称欄は「長四郎狐,おさん狐」と分けて示します。

伯楽(ばくろう)

記録が示す、馬を売り買いする人のことです。

長四郎狐とおさん狐の姿と特徴

長四郎狐とおさん狐の話は、記録に短く書かれています。

その二匹 … 長四郎狐とおさん狐。
していたこと … 馬や伯楽に化ける相談。
聞いた人 … 油座。
したこと … 先を越しておさんを騙した。
狐たちが気づいたこと … 油座が怪しい。
しようとしたこと … 仕返し。
その結果 … 失敗した。

狐の毛色は書かれていません。

長四郎狐とおさん狐の伝承記録

  1. 化ける相談
  2. 油座が聞く
  3. 先を越される
  4. 仕返しも失敗

化ける相談

長四郎狐とおさん狐が馬や伯楽に化ける相談をしていました。

話していたのは化けることです。

油座が聞く

それを油座が聞きました。

聞いたのはです。

先を越される

油座は先を越しておさんを騙しました。

騙されたのはです。

仕返しも失敗

2匹の狐は油座が怪しいと勘付き、仕返しをしようとしましたが失敗しました。

通らなかったのは仕返しです。

長四郎狐とおさん狐の伝承地域

公的データベースの地域欄は新潟県、市郡名の欄は新潟市を示します。

論文名は長四郎狐の居なくなった理由で、この一件のあとを語るものです。

新潟市(にいがたし)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

新潟市の所在地:新潟県新潟市

報告は新潟県民俗学会の高志路によります。

論文名は長四郎狐の居なくなった理由です。

長四郎狐とおさん狐の正体と考えられているもの

長四郎狐とおさん狐は、先を越された狐です

恐ろしいものとしては語られていません。 語られているのは、誰が聞いたかと、どちらが上手だったかです。

化かす側が化かされるという逆転が、この話の眼目です。

この図鑑には六兵衛狐(愛知)も収めています。

長四郎狐とおさん狐が登場する作品

長四郎狐とおさん狐を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは新潟の民俗学会の雑誌です。

名を持った狐の話は各地にあり、土地の者と知恵くらべをする形で語られます。

長四郎狐とおさん狐が登場する学会誌

高志路

新潟県民俗学会が出した雑誌です。1935年の号に長四郎狐の話が載ります。

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長四郎狐とおさん狐についてよくある質問

長四郎狐とおさん狐とは何ですか。

新潟市で、化ける相談をしていたと語られる二匹の狐です。

何に化けようとしたのですか。

馬や伯楽です。

誰に聞かれたのですか。

油座に聞かれ、先を越しておさんを騙されました。

仕返しはできましたか。

しようとしましたが失敗したといいます。

長四郎狐とおさん狐と併せて覚えたい言葉・用語

伯楽(ばくろう)

馬を見立てたり売り買いしたりする人のことです。

油座(あぶらざ)

油を扱う人をこう呼んだものです。

高志路(こしじ)

新潟県民俗学会が出した雑誌の名です。

長四郎狐とおさん狐の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「長四郎狐,おさん狐」