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香川県

山小屋(やまごや)とはどんな妖怪か|姿と伝承・登場する作品・伝承地域

山小屋  / ヤマゴヤ

そのほか 各地の伝説

香川県の久保谷で、猫の声や屋根をゆさぶるものがあった山小屋。燃えた山に翌朝跡はなかった。

山小屋とはどんな妖怪か

山小屋は、怪異の多い寝場所です。香川県の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、武田明阿讃山地の民俗(大川山の周辺)」(『香川の民俗』香川民俗学会、1985年)を典拠に、久保谷のあたりは怪異なことが多い。山小屋で寝ていると猫の鳴き声がしたり、夜中に何ものかが屋根をゆさぶることがあった。また、小屋の周りが明るくなったので出てみると向こうの山が燃えていたが、翌朝行ってみたら山火事のあとはどこにもなかったと記します。

確かめに行っています。

翌朝行ってみたら山火事のあとはどこにもなかったのです。

この図鑑には幽霊屋敷(愛媛)も収めています。

山小屋の漢字表記と読み方

読みは「やまごや」です。

「阿讃山地」は阿波と讃岐の境の山々のことです。

「大川山」は、その山地にある山の名です。

「ゆさぶる」は、揺り動かすことです。

この図鑑には幽霊屋敷(愛媛)も収めています。

山小屋(やまごや)

日文研データベースが示す呼称。

久保谷(くぼたに)

記録が示す、怪異の多い場所です。

山小屋の姿と特徴

山小屋の話は、記録に順を追って書かれています。

その場所 … 久保谷のあたり。
そのようす … 怪異なことが多い。
寝ているときのこと(一) … 猫の鳴き声がした。
寝ているときのこと(二) … 夜中に何ものかが屋根をゆさぶった。
もう一つのこと … 小屋の周りが明るくなった。
出てみると … 向こうの山が燃えていた。
翌朝行ってみると … 山火事のあとはどこにもなかった。

何ものかの姿は書かれていません。

山小屋の伝承記録

  1. 怪異の多い谷
  2. 猫の鳴き声
  3. 屋根をゆさぶる
  4. 燃えていない山

怪異の多い谷

久保谷のあたりは怪異なことが多いといいます。

多いのは怪異です。

猫の鳴き声

山小屋で寝ていると猫の鳴き声がしました。

聞こえたのはです。

屋根をゆさぶる

夜中に何ものかが屋根をゆさぶることがありました。

揺れたのは屋根です。

燃えていない山

小屋の周りが明るくなったので出てみると向こうの山が燃えていましたが、翌朝行ってみたら山火事のあとはどこにもありませんでした。

残っていないのはです。

山小屋の伝承地域

公的データベースの地域欄は香川県までで、市郡までは示されていません。

論文名は阿讃山地の民俗(大川山の周辺)で、阿波と讃岐の境の山を扱っています。

久保谷(くぼたに)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

久保谷の所在地:香川県

報告は香川民俗学会の香川の民俗によります。

市郡は記録に書かれていません。

山小屋の正体と考えられているもの

山小屋は、怪異の多い寝場所です

姿は出てきません。 語られているのは、何が聞こえたかと、翌朝どうだったかです。

燃える山を見たあと、確かめに行くという運びが、この話を締めています。

この図鑑には幽霊屋敷(愛媛)も収めています。

山小屋が登場する作品

山小屋を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは香川の民俗学会の雑誌です。

山で見える火の話は各地にあり、狐火や山火事の幻として語られます。

山小屋が登場する学会誌

香川の民俗

香川民俗学会が出した雑誌です。1985年の号に阿讃山地の民俗が載ります。

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山小屋についてよくある質問

山小屋とは何ですか。

香川県の久保谷にあったという、怪異の多い山小屋です。

何が起きるのですか。

猫の鳴き声がしたり、夜中に何ものかが屋根をゆさぶったといいます。

山が燃えた話とは。

小屋の周りが明るくなり、出てみると向こうの山が燃えていました。

翌朝はどうでしたか。

行ってみたら山火事のあとはどこにもなかったといいます。

山小屋と併せて覚えたい言葉・用語

阿讃山地(あさんさんち)

阿波と讃岐の境の山々のことです。

大川山(だいせんざん)

阿讃山地にある山の名です。

久保谷(くぼたに)

記録が示す、香川県の谷の名です。

山小屋の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「山小屋」