茨城県石岡市で、猫十二匹と相討ちになったという、針を植えたような大鼠。

大きな鼠とはどんな妖怪か
大きな鼠はひとことで言えば、猫十二匹と相討ちになった鼠です。茨城県石岡市の話です。
国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、長谷川凸津「社会史研究」(『社会史研究』10巻2号、1923年、68頁)を典拠に、ある寺に大きな鼠が住み着いて住職に危害を加えた。寺で飼われていた猫は、仲間を募り12匹で挑んだが相討して死んでしまった。鼠は全身に針を植え付けたような大鼠だったと記します。
猫が仲間を集めるところが、この話の見どころです。
姿は全身に針を植え付けたようと記されます。
大きな鼠の漢字表記と読み方
読みは「おおきなねずみ」です。
猫と鼠が戦う話は各地にあり、寺を舞台にする例が多く見られます。
この話では、猫が12匹集まりました。 それでも相討ちでした。
この図鑑には又猫(徳島)も収めています。そちらは猫の話です。
大きな鼠(おおきなねずみ)
日文研データベースが示す表記。
大鼠(おおねずみ)
記録の本文の言い方です。
大きな鼠の姿と特徴
大きな鼠の姿は、記録に短く書かれています。
住み着いた場所 … ある寺。
したこと … 住職に危害を加えた。
立ち向かったもの … 寺で飼われていた猫。
その数 … 仲間を募り12匹。
結果 … 相討して死んでしまった。
姿 … 全身に針を植え付けたような大鼠。
大きさの寸法は書かれていません。
大きな鼠の伝承記録
寺に住み着く
ある寺に、大きな鼠が住み着きました。
住職に危害を加えたといいます。
寺の側は、手を焼きました。
猫が十二匹集まる
寺で飼われていた猫は、仲間を募りました。
12匹で挑みました。
一匹では足りなかったわけです。
相討ち
猫たちは相討して死んでしまいました。
鼠は全身に針を植え付けたような大鼠だったといいます。
勝った側は書かれていません。 残ったのは、姿の記憶です。
大きな鼠の伝承地域
公的データベースの地域欄は茨城県石岡市を示します。
石岡は常陸国の国府があった土地です。 寺の名は書かれていません。
大きな鼠の正体と考えられているもの
大きな鼠が登場する作品
大きな鼠を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは大正期の雑誌です。
猫と鼠の戦いは各地で語られ、寺の猫が主役になる形が知られます。この図鑑には又猫(徳島)も収めています。
大きな鼠が登場する雑誌
社会史研究
1923年の雑誌です。10巻2号に長谷川凸津の報告が載ります。
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大きな鼠についてよくある質問
大きな鼠とは何ですか。
茨城県石岡市のある寺に住み着き、住職に危害を加えたとされる大鼠です。
猫は何匹で挑みましたか。
仲間を募り、12匹で挑んだと記録されています。
結果はどうなりましたか。
相討ちとなり、猫は死んでしまいました。
どんな姿ですか。
全身に針を植え付けたような大鼠だったといいます。
大きな鼠と併せて覚えたい言葉・用語
相討ち(あいうち)
互いに討ち合って、どちらも倒れることです。
石岡(いしおか)
茨城県の市名。常陸国の国府がありました。
住職(じゅうしょく)
寺を預かる僧のことです。
大きな鼠の参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。