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東京都

石アラレ(いしあられ)とはどんな妖怪か|姿と伝承

石アラレ  / イシアラレ

現代の妖怪 各地の伝説

東京の民話。ある家にどこからともなく石が降り、警察や新聞も調べたが人が出ると止んだ。

石アラレとはどんな妖怪か

石アラレは、家に降った石です。東京都の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、梅田豊彦わが住む町の民話」(『季刊民話』一声社、1976年)を典拠に、新井銀次郎宅ではどこからともなく石アラレが降る。噂が広まり群集が見物に訪れ、警察や新聞社でもその原因をさぐったが、人が出るようになると止んだと記します。

落着の付き方まで書かれています。

同家の子守に恋した紙芝居屋が子守を呼び出すためにジャリをつかんで投げたと報道され一件落着となったといいます。

この図鑑にはお猫さま(東京)も収めています。

石アラレの漢字表記と読み方

読みは「いしあられ」です。

「アラレ」は、粒になって降るものにたとえた言い方です。

「子守」は、子どもの世話をする奉公人のことです。

「紙芝居屋」は、絵を見せながら話を語って銭を取る商いです。

この図鑑にはお猫さま(東京)も収めています。

石アラレ(いしあられ)

日文研データベースが示す呼称です。

ジャリ(じゃり)

記録が示す、投げられたとされる小石です。

石アラレの姿と特徴

石アラレの話は、記録に順を追って書かれています。

その家 … 新井銀次郎宅。
起きたこと … どこからともなく石アラレが降る。
その後 … 噂が広まった。
集まった人 … 群集が見物に訪れた。
調べた先(一) … 警察。
調べた先(二) … 新聞社。
止んだとき … 人が出るようになると。
報道されたこと … 同家の子守に恋した紙芝居屋が、子守を呼び出すためにジャリをつかんで投げた。
その後 … 一件落着となった。

石の数や大きさは書かれていません。

石アラレの伝承記録

  1. どこからともなく降る
  2. 群集が見物に来る
  3. 警察と新聞社
  4. 紙芝居屋の仕業

どこからともなく降る

新井銀次郎宅ではどこからともなく石アラレが降りました。

降ったのはです。

群集が見物に来る

噂が広まり群集が見物に訪れました。

集まったのは見物人です。

警察と新聞社

警察や新聞社でもその原因をさぐりましたが、人が出るようになると止みました。

止んだのは人が出てからです。

紙芝居屋の仕業

同家の子守に恋した紙芝居屋が子守を呼び出すためにジャリをつかんで投げたと報道され、一件落着となりました。

落着させたのは報道です。

石アラレの伝承地域

公的データベースの地域欄は東京都を示します。市郡名の欄は空欄です。

報告の題はわが住む町の民話で、書き手の身近な出来事として集められています。

東京都(とうきょうと)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

東京都の所在地:東京都

報告は書き手の住む町の民話を集めたものです。

市郡名の欄は空欄で、町の名は示されていません。

石アラレの正体と考えられているもの

石アラレは、家に降った石です

姿のあるものは出てきません。 語られているのは、降ったことと、人の仕業として落着したことです。

警察と新聞社が動いたと書かれており、近い時代の出来事として記録されています。

この図鑑にはお猫さま(東京)も収めています。

石アラレが登場する作品

石アラレを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは戦後の民話雑誌です。

家に石が降る騒ぎは各地で記録され、人の仕業と分かって収まるものと、分からずじまいのものがあります。

石アラレが登場する雑誌

季刊民話

一声社が出した雑誌です。1976年の号に町の民話が載ります。

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石アラレについてよくある質問

石アラレとは何ですか。

東京で、ある家にどこからともなく降ったという石のことです。

誰が調べたのですか。

警察や新聞社が原因をさぐったといいます。

いつ止みましたか。

人が出るようになると止んだと記録されています。

原因は何でしたか。

子守に恋した紙芝居屋がジャリを投げたと報道され、一件落着となりました。

石アラレと併せて覚えたい言葉・用語

子守(こもり)

子どもの世話をする奉公人のことです。

紙芝居屋(かみしばいや)

絵を見せながら話を語って銭を取る商いです。

民話(みんわ)

土地に語り伝えられてきた話のことです。

石アラレの参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「石アラレ」