沖縄県で、臨終に立ち会って忌みをかぶった人をこう呼ぶ。種子が発芽しない状態という意味である。
ユニクマインとはどんな妖怪か
ユニクマインは、忌みをかぶった人の呼び名です。沖縄県の話です。
国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、加藤正春「沖縄の「別れ遊び」儀礼の考察-若者仲間による葬宴と死者観念-」(『日本民族学会』日本民族学会、2000年)を典拠に、臨終に立ち会う人は最後まで死の儀礼に参加しなければならない。それらの人は忌みをかぶる人々になり、俗にユニクマイン(種子が発芽しない状態)というと記します。
言葉の意味が添えられています。
記録は括弧で種子が発芽しない状態と書いています。
この図鑑には乳の親(沖縄)も収めています。
ユニクマインの漢字表記と読み方
読みは「ゆにくまいん」です。
記録は括弧で「種子が発芽しない状態」と意味を添えています。
「忌み」は、死に触れた者が身を慎むことです。
「臨終」は、人の息を引き取るときのことです。
この図鑑には乳の親(沖縄)も収めています。
ユニクマイン(ゆにくまいん)
日文研データベースが示す呼称。
別れ遊び(わかれあそび)
論文名が示す、沖縄の葬りの儀礼です。
ユニクマインの姿と特徴
ユニクマインの話は、記録に短く書かれています。
その人 … 臨終に立ち会う人。
しなければならないこと … 最後まで死の儀礼に参加する。
その人がなるもの … 忌みをかぶる人々。
その俗称 … ユニクマイン。
その意味 … 種子が発芽しない状態。
忌みの期間は書かれていません。
ユニクマインの伝承記録
臨終に立ち会う
臨終に立ち会う人がいます。
居合わせるのは死の場です。
最後まで参加する
その人は最後まで死の儀礼に参加しなければなりません。
負うのはつとめです。
忌みをかぶる
それらの人は忌みをかぶる人々になり、俗にユニクマイン(種子が発芽しない状態)といいます。
言い表すのは種子のたとえです。
ユニクマインの伝承地域
公的データベースの地域欄は沖縄県までで、市郡までは示されていません。
論文名は沖縄の「別れ遊び」儀礼の考察で、若者仲間による葬宴を扱ったものです。
ユニクマインの正体と考えられているもの
ユニクマインは、忌みをかぶった人の呼び名です。
怪しいものではありません。 語られているのは、誰がそう呼ばれるかと、その言葉が何を意味するかです。
芽の出ない種子にたとえるところに、死に触れた者の位置が言い表されています。
この図鑑には乳の親(沖縄)も収めています。
ユニクマインが登場する作品
ユニクマインを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは民族学の会誌です。
死に触れた者が忌みをかぶるという考えは各地にあり、期間や作法が土地ごとに違います。
ユニクマインが登場する学会誌
日本民族学会
日本民族学会が出した会誌です。2000年の号に別れ遊び儀礼の考察が載ります。
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ユニクマインについてよくある質問
ユニクマインとは何ですか。
沖縄県で、忌みをかぶった人をこう呼びました。
誰がそう呼ばれるのですか。
臨終に立ち会い、最後まで死の儀礼に参加する人です。
言葉の意味は。
記録は括弧で「種子が発芽しない状態」と添えています。
別れ遊びとは。
論文名が示す、若者仲間による葬りの儀礼です。
ユニクマインと併せて覚えたい言葉・用語
忌み(いみ)
死に触れた者が身を慎むことです。
臨終(りんじゅう)
人の息を引き取るときのことです。
儀礼(ぎれい)
定まった作法で行うつとめのことです。
ユニクマインの参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。