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沖縄県

赤又(あかまた)とはどんな妖怪か|姿と伝承・登場する作品・伝承地域

赤又  / アカマタ

蛇と竜 各地の伝説

沖縄県で、美青年に化けて娘のもとへ通った山奥の蛇。娘は海に入り、三月三日の由来とされる。

赤又とはどんな妖怪か

赤又は、美青年に化けた蛇です。沖縄県の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、大津朔二郎沖縄赤又物語」(『旅と伝説』三元社、1929年)を典拠に、昔、美貌の娘が美青年に恋をしていたが、針に長い糸をつけてその男の正体を確かめると、山の奥に住む赤又という蛇であったと記します。

糸をたどると正体が分かります。

そのあと村の風習で海に入ると、女は蛇の子を産みました。

この図鑑にはものをいう魚(沖縄)も収めています。

赤又の漢字表記と読み方

読みは「あかまた」です。

呼称の欄は「赤又」、読みの欄は「アカマタ」と書かれています。

「大潮」は、潮の満ち引きの差が最も大きくなる日です。

「風習」は、その土地で続いてきた習わしのことです。

この図鑑にはものをいう魚(沖縄)も収めています。

赤又(あかまた)

日文研データベースが示す呼称です。

アカマタ(あかまた)

データベースの読みの欄はこの形です。

赤又の姿と特徴

赤又の話は、記録に順を追って書かれています。

その娘 … 美貌の娘。
恋の相手 … 美青年。
確かめ方 … 針に長い糸をつけた。
分かったこと … 山の奥に住む赤又という蛇。
そのあと … 村の風習で海に入った。
産んだもの … 蛇の子。
それから … 3月3日の大潮の日に娘たちは海に入ることになった。

蛇の大きさや色は書かれていません。

赤又の伝承記録

  1. 美青年に恋をする
  2. 針に糸をつける
  3. 海に入る
  4. 三月三日

美青年に恋をする

昔、美貌の娘が美青年に恋をしていました。

通ってきたのは見知らぬ男です。

針に糸をつける

針に長い糸をつけてその男の正体を確かめると、山の奥に住む赤又という蛇でした。

たどったのはです。

海に入る

村の風習で海に入ると、女は蛇の子を産みました。

落としたのはでです。

三月三日

以来、3月3日の大潮の日に娘たちは海に入ることになりました。

残ったのは年に一度の習わしです。

赤又の伝承地域

公的データベースの地域欄は沖縄県を示します。市郡名の欄は空欄です。

話は3月3日の浜下りの由来として語られています。

沖縄県の海辺(おきなわけんのうみべ)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

沖縄県の海辺の所在地:沖縄県

報告は沖縄の赤又の話をまとめたものです。

市郡名の欄は空欄で、県より細かい地名は示されていません。

赤又の正体と考えられているもの

赤又は、美青年に化けた蛇です

山の奥から通ってきます。 語られているのは、正体の確かめ方と、そのあと娘がどうしたかです。

年に一度の海に入る日の由来として、話が今の習わしにつながっています。

この図鑑にはものをいう魚(沖縄)も収めています。

赤又が登場する作品

赤又を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは戦前の雑誌の報告です。

通ってくる男の正体を糸でたどる話は各地にあり、蛇や神の子を身ごもる結びをよくとります。

赤又が登場する雑誌

旅と伝説

三元社が出した雑誌です。1929年の号に沖縄赤又物語が載ります。

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赤又についてよくある質問

赤又とは何ですか。

沖縄県で、美青年に化けて娘のもとへ通ったという山奥の蛇です。

どうやって正体が分かりましたか。

針に長い糸をつけてたどると、山の奥に住む蛇でした。

娘はどうしましたか。

村の風習で海に入り、蛇の子を産んだといいます。

何の由来になっていますか。

3月3日の大潮の日に娘たちが海に入ることの由来とされています。

赤又と併せて覚えたい言葉・用語

大潮(おおしお)

潮の満ち引きの差が最も大きくなる日です。

浜下り(はまおり)

沖縄で、三月三日に浜へ出て身を清める行事です。

風習(ふうしゅう)

その土地で続いてきた習わしのことです。

赤又の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「赤又」