岡山県津山市で、毎月二十四日に女も牛馬も入れない山。彦六が空を飛んで大山へ参った所という。

Reggaeman 「中山神社(岡山県津山市)」 2007年 / CC BY-SA 3.0 出典
彦六の大山詣りとはどんな妖怪か
彦六の大山詣りは、山に入れない日の言われです。岡山県津山市の話です。
国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、三浦秀宥「天狗話」(『岡山民俗』岡山民俗学会、1955年)を典拠に、大谷には部落持ちの山があって、毎月24日にはこの山には女も牛馬も入れない。この日には彦六という者が昔、ここから大山に空を飛んで参った所だからというと記します。
入れないものが並べられています。
その日は女も牛馬も入れません。
この図鑑には天狗(各地)も収めています。
彦六の大山詣りの漢字表記と読み方
読みは「ひころくのおおやままいり」です。
「大山」は鳥取県にある山で、古くからの信仰の山です。
「部落持ちの山」は、集落で共に持つ山のことです。
論文名は「天狗話」で、空を飛ぶ話として集められています。
この図鑑には天狗(各地)も収めています。
彦六の大山詣り(ひころくのおおやままいり)
日文研データベースが示す呼称。
大谷(おおたに)
記録が示す、その山のある土地の名です。
彦六の大山詣りの姿と特徴
彦六の大山詣りの決まりは、記録に短く書かれています。
あるところ … 大谷の部落持ちの山。
その日 … 毎月二十四日。
入れないもの … 女、牛馬。
その言われ … 彦六という者が昔、ここから大山に空を飛んで参った所。
彦六の姿は書かれていません。
彦六の大山詣りの伝承記録
部落持ちの山
大谷には部落持ちの山があります。
持ち主は集落です。
毎月二十四日
毎月24日にはこの山には女も牛馬も入れません。
日が決まっています。
空を飛んで参る
この日には彦六という者が昔、ここから大山に空を飛んで参った所だからといいます。
飛んだ先は大山です。
彦六の大山詣りの伝承地域
公的データベースの地域欄は岡山県津山市を示します。
参った先の大山は、鳥取県にある信仰の山です。
彦六の大山詣りの正体と考えられているもの
彦六の大山詣りは、山に入れない日の言われです。
怪しいものは出てきません。 語られているのは、何が入れないかと、なぜその日かです。
空を飛んで参ったという一点で、この話は天狗話として集められています。
この図鑑には天狗(各地)も収めています。
彦六の大山詣りが登場する作品
彦六の大山詣りを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは岡山の民俗学会の雑誌です。
空を飛んで遠くの山へ参ったという話は各地にあり、天狗の力を借りた形で語られます。
彦六の大山詣りが登場する学会誌
岡山民俗
岡山民俗学会が出した雑誌です。1955年の号に天狗話が載ります。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。
彦六の大山詣りについてよくある質問
彦六の大山詣りとは何ですか。
岡山県津山市の大谷で、山に入れない日の言われです。
いつ入れないのですか。
毎月二十四日です。
誰が入れないのですか。
女も牛馬も入れないと記録されています。
なぜですか。
彦六という者が昔、ここから大山に空を飛んで参った所だからといいます。
彦六の大山詣りと併せて覚えたい言葉・用語
大山(だいせん)
鳥取県にある古くからの信仰の山です。
部落持ち(ぶらくもち)
集落で共に持つことです。
大谷(おおたに)
岡山県津山市の地名です。
彦六の大山詣りの参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。