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新潟県

夜光る鳥(よるひかるとり)とはどんな妖怪か|姿と伝承

夜光る鳥  / ヨルヒカルトリ

鳥の妖怪 各地の伝説

新潟県新潟市で、豆腐売りの途中に向かってきた光。走ると消え、鳥が飛び立つ音がしたという。

夜光る鳥の姿を描いた図

Bernie Ongewe 「秋葉公園の仏舎利塔(新潟県新潟市秋葉区)」 2019年 / CC BY-SA 3.0 出典

夜光る鳥とはどんな妖怪か

夜光る鳥は、音で正体が分かった光です。新潟県新潟市の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、長谷川久一野鳥の光る話」(『高志路』新潟県民俗学会、1939年)を典拠に、話者を執筆者宅の女中として、女中が豆腐を売りにいく途中で、向うから光りがやってきた。人の気配がすると消えると思い、勇気を出して走ると、光りは消えて、鳥が飛び立つ音がした。夜光る鳥がいるのは確かであると記します。

書き手が言い切っています。

夜光る鳥がいるのは確かである」と結ばれます。

この図鑑にはヤマドリの光(群馬)も収めています。

夜光る鳥の漢字表記と読み方

読みは「よるひかるとり」です。

「女中」は家に住み込んで働く人のことです。

「気配」は、そこにいると感じられる様子のことです。

「秋葉区」は新潟市の区の名です。

この図鑑にはヤマドリの光(群馬)も収めています。

夜光る鳥(よるひかるとり)

日文研データベースが示す呼称。

野鳥の光る話(やちょうのひかるはなし)

論文名です。

夜光る鳥の姿と特徴

夜光る鳥の話は、記録に順を追って書かれています。

その人 … 女中。
していたこと … 豆腐を売りにいく途中。
見たもの … 向うからやってきた光り。
考えたこと … 人の気配がすると消えると思った。
したこと … 勇気を出して走った。
起きたこと(一) … 光りは消えた。
起きたこと(二) … 鳥が飛び立つ音がした。
書き手の結び … 夜光る鳥がいるのは確かである。

鳥の名は書かれていません。

夜光る鳥の伝承記録

  1. 豆腐売りの途中
  2. 勇気を出して走る
  3. 鳥が飛び立つ音
  4. いるのは確か

豆腐売りの途中

女中が豆腐を売りにいく途中で、向うから光りがやってきました。

向かってきたのは光りです。

勇気を出して走る

人の気配がすると消えると思い、勇気を出して走りました。

進んだのは光のほうへです。

鳥が飛び立つ音

光りは消えて、鳥が飛び立つ音がしました。

残ったのは羽音です。

いるのは確か

夜光る鳥がいるのは確かであるといいます。

言い切ったのは書き手です。

夜光る鳥の伝承地域

公的データベースの地域欄は新潟県新潟市、区町村名の欄は秋葉区を示します。

論文名は野鳥の光る話です。

秋葉区(あきはく)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

秋葉区の所在地:新潟県新潟市秋葉区

報告は新潟県民俗学会の高志路によります。

話者は執筆者宅の女中です。

夜光る鳥の正体と考えられているもの

夜光る鳥は、音で正体が分かった光です

祟りません。 語られているのは、どう近づいたかと、何が聞こえたかです。

光を人魂とせず鳥と見たところが、同じ型の話と分かれる点です。

この図鑑にはヤマドリの光(群馬)も収めています。

夜光る鳥が登場する作品

夜光る鳥を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは新潟の民俗学会の雑誌です。

鳥が光って見える話は各地にあり、人魂と見分ける話とともに語られます。

夜光る鳥が登場する学会誌

高志路

新潟県民俗学会が出した雑誌です。1939年の号に野鳥の光る話が載ります。

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夜光る鳥についてよくある質問

夜光る鳥とは何ですか。

新潟市で、夜に光って見えたと語られる鳥です。

誰が見たのですか。

執筆者宅の女中が話者と記録されています。

どうして鳥と分かったのですか。

光りが消えたあと、鳥が飛び立つ音がしたからです。

鳥の名は分かりますか。

記録には書かれていません。

夜光る鳥と併せて覚えたい言葉・用語

女中(じょちゅう)

家に住み込んで働く人のことです。

高志路(こしじ)

新潟県民俗学会が出した雑誌の名です。

秋葉区(あきはく)

新潟県新潟市の区の名です。

夜光る鳥の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「夜光る鳥」