新潟県新発田市で、言うことを聞かない子に「来るぞ」と言われた婆。

オスネババアとはどんな妖怪か
オスネババアはひとことで言えば、しつけの言葉です。新潟県新発田市の話です。
国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、鈴木秋彦「オスネババアが来るぞ」(『高志路』通巻319号、1996年、19頁)を典拠に、子供が言うことを聞かないと、オスネババアが来ると言った。漫画では、同じように子供が言うことを聞かないとことらが来ると言われていたと描かれていると記します。
同じ役目のものが、漫画にも出てきます。
報告は、漫画に描かれた別の名にも触れています。 言い方は変わっても、役目は同じです。
オスネババアの漢字表記と読み方
読みは「おすねばばあ」です。
すねるは、ふてくされる、だだをこねるという意味です。 そこから来た名と読めます。
報告は一九九六年で、比較的あたらしい聞き取りです。
この図鑑にはミンドン(鹿児島)も収めています。どちらも泣く子を脅す名です。
オスネババア(おすねばばあ)
日文研データベースが示す呼称。
オスネババアが来るぞ(おすねばばあがくるぞ)
報告の題であり、実際の言い方です。
オスネババアの姿と特徴
オスネババアに姿はありません。記録にあるのは、言い方です。
言う場面 … 子供が言うことを聞かないとき。
言う言葉 … オスネババアが来る。
言う人 … そばの大人。
報告の題 … オスネババアが来るぞ。
添えられた話 … 漫画にも同じ役目のものが描かれている。
報告の年 … 一九九六年。
姿かたちは書かれていません。
オスネババアの伝承記録
言うことを聞かないと
子供が言うことを聞かないと、オスネババアが来ると言いました。
罰ではありません。 来ると言うだけです。
漫画にも同じ役
漫画では、同じように子供が言うことを聞かないとことらが来ると言われていたと描かれています。
土地の言い方だけではありません。
同じ役目のものが、よその話にも出てきます。
姿は語られない
この記録に、姿はありません。
名前と、言う場面だけが伝わっています。
それでも、子どもには効きました。
オスネババアの伝承地域
公的データベースの地域欄は新潟県新発田市を示します。
新発田市は越後平野の北にあたり、新発田城の城下町です。
オスネババアの正体と考えられているもの
オスネババアは、言葉として残ったものです。
祟りという語は使われていません。 記されているのは、来ると言ったということだけです。
それでも、一九九六年まで語られていました。
この図鑑にはミンドン(鹿児島)も収めています。
オスネババアが登場する作品
オスネババアを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは学会誌です。
言うことを聞かない子を脅す名は各地にあり、姿のないものが多くあります。この図鑑にはミンドン(鹿児島)も収めています。
オスネババアが登場する学会誌
高志路
新潟県民俗学会の学会誌です。1996年の号に鈴木秋彦の報告が載ります。
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オスネババアについてよくある質問
オスネババアとは何ですか。
新潟県新発田市で、言うことを聞かない子に来ると言われた婆です。
どんなときに言いますか。
子供が言うことを聞かないときと記録されています。
姿はありますか。
姿については書かれていません。
いつの報告ですか。
一九九六年の報告です。
オスネババアと併せて覚えたい言葉・用語
すねる(すねる)
ふてくされる、だだをこねることです。
新発田市(しばたし)
新潟県北部の市。新発田城の城下町です。
高志路(こしじ)
新潟県民俗学会が出す学会誌です。
オスネババアの参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。