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長野県

老婆のタタリ(ろうばのたたり)とはどんな妖怪か|姿と伝承

老婆のタタリ  / ロウバノタタリ

幽霊と霊 各地の伝説

長野県飯田市梶谷で、追い出して家を焼かれた老婆のタタリ。それを恐れて火の神の愛宕様を招いたという。

老婆のタタリの姿を描いた図

西脇 充 「風越山と飯田の町(長野県飯田市)」 2014年 / CC BY-SA 4.0 出典

老婆のタタリとはどんな妖怪か

老婆のタタリは、火の神を招かせたタタリです。長野県飯田市の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、東京学芸大学民俗学研究会五、信仰 2民間の小祠」(『遠山の民俗』東京学芸大学民俗学研究会、1979年)を典拠に、梶谷に愛宕様があり、これは火の神様である。昔、村人が老婆を追い出して家を焼いた。そのタタリを恐れて愛宕様を招いたという。1月24日が祭日であると記します。

祭日まで書かれています。

祭日は1月24日です。

この図鑑には隠し神(各地)も収めています。

老婆のタタリの漢字表記と読み方

読みは「ろうばのたたり」です。

「タタリ」は、祀られぬ者が災いをなすことです。

「愛宕様」は、火を防ぐ神として各地にまつられています。

「小祠」は、小さな祠のことです。

この図鑑には隠し神(各地)も収めています。

老婆のタタリ(ろうばのたたり)

日文研データベースが示す呼称。

愛宕様(あたごさま)

記録が示す、招かれた火の神の呼び名です。

老婆のタタリの姿と特徴

老婆のタタリの話は、記録に短く書かれています。

その場所 … 梶谷。
あるもの … 愛宕様。
その正体 … 火の神様。
昔したこと(一) … 村人が老婆を追い出した。
昔したこと(二) … 家を焼いた。
恐れたもの … そのタタリ。
したこと … 愛宕様を招いた。
祭日 … 1月24日。

老婆の名は書かれていません。

老婆のタタリの伝承記録

  1. 梶谷の愛宕様
  2. 追い出して焼く
  3. タタリを恐れる
  4. 一月二十四日

梶谷の愛宕様

梶谷に愛宕様があり、これは火の神様です。

まつられているのは火の神です。

追い出して焼く

昔、村人が老婆を追い出して家を焼きました。

焼かれたのはです。

タタリを恐れる

そのタタリを恐れて愛宕様を招いたといいます。

招かれたのは愛宕様です。

一月二十四日

1月24日が祭日です。

決まっているのは日取りです。

老婆のタタリの伝承地域

公的データベースの地域欄は長野県、市郡名の欄は飯田市を示します。

報告の書名は遠山の民俗で、遠山郷を調べたものです。

梶谷(かじや)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

梶谷の所在地:長野県飯田市

報告は東京学芸大学民俗学研究会の遠山の民俗によります。

愛宕様は小さな祠として記録されています。

老婆のタタリの正体と考えられているもの

老婆のタタリは、火の神を招かせたタタリです

姿は出てきません。 語られているのは、何をしたかと、何を招いたかです。

火で追い出した相手のタタリに、火の神をもって備えるという釣り合いです。

この図鑑には隠し神(各地)も収めています。

老婆のタタリが登場する作品

老婆のタタリを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは学生の調査報告です。

愛宕様は火を防ぐ神として各地にまつられ、正月の祭日を持つ土地が多くあります。

老婆のタタリが登場する調査報告

遠山の民俗

東京学芸大学民俗学研究会が1979年に出した報告です。民間の小祠を扱います。

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老婆のタタリについてよくある質問

老婆のタタリとは何ですか。

長野県飯田市梶谷で、追い出された老婆のタタリとして語られるものです。

村人は何をしたのですか。

老婆を追い出して家を焼いたといいます。

そのあとどうしましたか。

タタリを恐れて火の神の愛宕様を招きました。

祭日はいつですか。

1月24日です。

老婆のタタリと併せて覚えたい言葉・用語

タタリ(たたり)

祀られぬ者が災いをなすことです。

愛宕様(あたごさま)

火を防ぐ神として各地にまつられています。

小祠(しょうし)

小さな祠のことです。

老婆のタタリの参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「老婆のタタリ」