鹿児島県徳之島町で、道で後ろから抱きつく悪霊から人を守るとされた神。

CyberOyaji 「畦海水浴場(鹿児島県大島郡徳之島町)」 2002年 / CC BY-SA 3.0 出典
ミチダキの神とはどんな妖怪か
ミチダキの神は、道で守る神です。鹿児島県大島郡徳之島町の話です。
国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、松山光秀「採集資料」(『南島研究』南島研究会、1993年)を典拠に、道を行くとき、後から抱きつく悪霊がいる。そんなときに人を守ってくれるのがミチダキの神である。祖先神であるとも伝えられていると記します。
敵と味方が並んでいます。
後ろから抱きつく悪霊がいて、それを防ぐのがミチダキの神です。
ミチダキの神の漢字表記と読み方
読みは「みちだきのかみ」です。
「ミチ」は道と読めます。
「ダキ」は抱きと読め、道で抱きとめる意味にとれます。
「祖先神」は、家や一族の先祖をまつった神です。
この図鑑にはナガタマチジョ(徳之島)も収めています。
ミチダキの神(みちだきのかみ)
日文研データベースが示す呼称。
祖先神(そせんしん)
記録が並べて示す、この神の性格です。
ミチダキの神の姿と特徴
ミチダキの神の働きは、記録に短く書かれています。
いつのこと … 道を行くとき。
いるもの … 後から抱きつく悪霊。
守るもの … ミチダキの神。
その性格 … 祖先神であるとも伝えられる。
神の姿かたちは書かれていません。
ミチダキの神の伝承記録
後ろから抱きつく
道を行くとき、後から抱きつく悪霊がいます。
来るのは背後からです。
守ってくれる神
そんなときに人を守ってくれるのがミチダキの神です。
守り手がいます。
祖先神でもある
祖先神であるとも伝えられています。
守るのは身内でした。
ミチダキの神の伝承地域
公的データベースの地域欄は鹿児島県大島郡徳之島町を示します。
この図鑑には同じ徳之島町のナガタマチジョも収めています。
ミチダキの神の正体と考えられているもの
ミチダキの神は、道で人を守るとされた神です。
害をなすものではありません。 語られているのは、何から守るかと、もとは何かです。
祖先神とされることから、家の守りが道まで及ぶという考え方が読み取れます。
この図鑑にはナガタマチジョ(徳之島)も収めています。
ミチダキの神が登場する作品
ミチダキの神を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは南島研究会の雑誌です。
道で人を守る神の話は各地にあり、道祖神・塞の神などの名で語られます。
ミチダキの神が登場する学会誌
南島研究
南島研究会が出した雑誌です。1993年の号に採集資料が載ります。
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ミチダキの神についてよくある質問
ミチダキの神とは何ですか。
鹿児島県徳之島町で、道を行く人を守るとされた神です。
何から守るのですか。
後ろから抱きつく悪霊からと記録されています。
どんな神ですか。
祖先神であるとも伝えられています。
姿はありますか。
記録に姿は書かれていません。
ミチダキの神と併せて覚えたい言葉・用語
祖先神(そせんしん)
家や一族の先祖をまつった神です。
悪霊(あくりょう)
人に害をなすとされる霊です。
道祖神(どうそじん)
道や村の境をまもる神です。
ミチダキの神の参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。