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香川県

そうれんかき(そうれんかき)とはどんな妖怪か|姿と伝承

そうれんかき  / ソウレンカキ

幽霊と霊 各地の伝説

香川県で、たそがれ時に輿をかつぐ二人組が続々と通り、他の者が通れないという死霊の行列。

そうれんかきとはどんな妖怪か

そうれんかきはひとことで言えば、道をふさぐ行列です。香川県の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、谷原博信讃岐山村の伝説と昔話」(『あしなか』山村民俗の会、1991年)を典拠に、たそがれ時にはそうれんかきがよく出る。2人の男が輿をかついで続々と通るため、他の者はそこを通るゆとりがないという。死霊の仕業と考えられると記します。

害を加えてはきません。

するのは通ることだけです。 ただ、数が多いのでこちらが通れません

そうれんかきの漢字表記と読み方

読みは「そうれんかき」です。

「そうれん」は葬列のことで、地方によっては葬式そのものを指します。

「かき」は、かつぐ人のことです。

「たそがれ時」は、夕方の薄暗い時分を指します。

そうれんかき(そうれんかき)

日文研データベースが示す呼称。

葬連かき(そうれんかき)

葬列をかつぐ者、という意味に取れる書き方です。

そうれんかきの姿と特徴

そうれんかきの姿は、記録に短く書かれています。

出る時 … たそがれ時。
出る頻度 … よく出る。
人数 … 二人の男。
かついでいるもの … 輿。
通りかた … 続々と通る。
そのため … 他の者はそこを通るゆとりがない。
正体とされるもの … 死霊の仕業。

顔つきや着ているものは書かれていません。

そうれんかきの伝承記録

  1. たそがれ時に出る
  2. 輿をかつぐ二人
  3. 続々と通る

たそがれ時に出る

たそがれ時にはそうれんかきがよく出ます。

出る時刻が決まっています。

輿をかつぐ二人

2人の男が輿をかついで通ります。

組は二人です。

続々と通る

続々と通るため、他の者はそこを通るゆとりがないといいます。

困るのは道が空かないことです。

そうれんかきの伝承地域

公的データベースの地域欄は香川県までで、市郡までは示されていません。

典拠の論文名は讃岐山村の伝説と昔話で、山あいの村の話を集めたものです。

讃岐の山村(さぬきのさんそん)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

讃岐の山村の所在地:香川県

報告は山村民俗の会のあしなかによります。

市郡は記録に書かれていません。

そうれんかきの正体と考えられているもの

そうれんかきは、葬列の姿をした死霊です

襲ってはきません。 語られているのは、続々と通るという一点だけです。

困りごとは道が空かないことでした。

そうれんかきが登場する作品

そうれんかきを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは山村民俗の会の雑誌です。

葬列の姿をした行列に出会う話は各地にあり、見た者に不幸が起きる形をとることもあります。

そうれんかきが登場する雑誌

あしなか

山村民俗の会が出した雑誌です。1991年の号に讃岐山村の伝説と昔話が載ります。

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そうれんかきについてよくある質問

そうれんかきとは何ですか。

香川県で、たそがれ時に輿をかついで通ると語られた二人組です。

いつ出ますか。

たそがれ時によく出ると記録されています。

害はありますか。

害についての記述はなく、続々と通るので道が通れないと記されます。

正体は何ですか。

死霊の仕業と考えられると記録されています。

そうれんかきと併せて覚えたい言葉・用語

そうれん(そうれん)

葬列のこと。地方によっては葬式そのものを指します。

輿(こし)

人や棺を乗せてかつぐ乗り物です。

たそがれ時(たそがれどき)

夕方の薄暗い時分のことです。

そうれんかきの参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「そうれんかき」