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愛媛県

幼児の魂(ようじのたましい)とはどんな妖怪か|姿と伝承

幼児の魂  / ヨウジノタマシイ

そのほか 各地の伝説

愛媛県で、驚かせると抜けるという小児の魂。臼に入れ呪文を唱えつつ杓子で招いて戻す。

幼児の魂とはどんな妖怪か

幼児の魂は、杓子で招いて戻す魂です。愛媛県の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、牧田茂産神と箒神と」(『民間伝承』民間伝承の会、1942年)を典拠に、引用文献に『方言』2ノ4を挙げて、幼児を驚かせると、ウブ(小児の魂)が抜ける。戻すには、幼児を臼に入れて、呪文をとなえつつ、杓子で招く。これをウブイレというと記します。

道具まで決まっています。

幼児を臼に入れて、呪文をとなえつつ杓子で招くのです。

この図鑑には産女(各地)も収めています。

幼児の魂の漢字表記と読み方

読みは「ようじのたましい」です。

記録は「ウブ」に括弧で「小児の魂」と添えています。

「臼」は、穀物をつくための道具です。

「杓子」は、汁などをすくう道具です。

この図鑑には産女(各地)も収めています。

幼児の魂(ようじのたましい)

日文研データベースが示す呼称。

ウブ(うぶ)

記録が括弧で「小児の魂」と添えています。

ウブイレ(うぶいれ)

記録が示す、魂を戻す作法の名です。

幼児の魂の姿と特徴

幼児の魂の話は、記録に短く書かれています。

きっかけ … 幼児を驚かせる。
抜けるもの … ウブ(小児の魂)。
戻す作法(一) … 幼児を臼に入れる。
戻す作法(二) … 呪文をとなえる。
戻す作法(三) … 杓子で招く。
その名 … ウブイレ。

呪文の言葉は書かれていません。

幼児の魂の伝承記録

  1. 驚かすと抜ける
  2. 臼に入れる
  3. 杓子で招く
  4. ウブイレという

驚かすと抜ける

幼児を驚かせると、ウブ(小児の魂)が抜けます。

離れるのはです。

臼に入れる

戻すには、幼児を臼に入れます。

使うのはです。

杓子で招く

呪文をとなえつつ、杓子で招きます。

招くのは杓子でです。

ウブイレという

これをウブイレといいます。

名がついているのは作法です。

幼児の魂の伝承地域

公的データベースの地域欄は愛媛県までで、市郡までは示されていません。

論文名は産神と箒神とで、産にまつわる神を扱ったものです。

愛媛(えひめ)

日文研データベースが示す伝承地域

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愛媛の所在地:愛媛県

報告は民間伝承の会の民間伝承によります。

市郡は記録に書かれていません。

幼児の魂の正体と考えられているもの

幼児の魂は、杓子で招いて戻す魂です

怪しいものは出てきません。 語られているのは、いつ抜けるかと、どう戻すかです。

穀物をつく臼と汁をすくう杓子という、台所の道具が用いられるところが目を引きます。

この図鑑には産女(各地)も収めています。

幼児の魂が登場する作品

幼児の魂を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは戦時中の民俗学の雑誌です。

驚くと魂が抜けるという考えは各地にあり、呼び戻す作法が土地ごとに伝わります。

幼児の魂が登場する学会誌

民間伝承

民間伝承の会が出した雑誌です。1942年の号に産神と箒神とが載ります。

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幼児の魂についてよくある質問

幼児の魂とは何ですか。

愛媛県で、驚かせると抜けるとされた小児の魂です。

どう戻すのですか。

幼児を臼に入れ、呪文をとなえつつ杓子で招きます。

その作法の名は。

ウブイレといいます。

ウブとは何ですか。

記録が括弧で小児の魂と添えている言葉です。

幼児の魂と併せて覚えたい言葉・用語

ウブ(うぶ)

小児の魂のことです。

(うす)

穀物をつくための道具です。

杓子(しゃくし)

汁などをすくう道具です。

幼児の魂の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「幼児の魂」