千葉県長生郡長柄町の屋敷神。御神体は天狗で、中風の神として赤飯を供え、南瓜と葱を作らない。

青麻様とはどんな妖怪か
青麻様の漢字表記と読み方
読みは「あおそさま」です。
「青麻」は、東北から広まった青麻信仰の名にちなみます。
「屋敷神」は、その家の敷地にまつられる神です。
「中風」は、脳の病のあとに手足が動きにくくなることです。
この図鑑には手長婆(千葉)も収めています。
青麻様(あおそさま)
日文研データベースが示す呼称です。
天狗(てんぐ)
記録が示す御神体です。
中風(ちゅうぶう)
記録が示す、この神が守るとされる病です。
青麻様の姿と特徴
青麻様の話は、記録に短く書かれています。
まつる家 … 鹿間家。
その立場 … 屋敷神。
その名 … 青麻様。
御神体 … 天狗。
祭日(一) … 4月1日。
祭日(二) … 9月1日。
守るとされる病 … 中風。
供えるもの … 赤飯。
嫌うもの … カボチャとネギ。
そのため … この家では今も作らない。
天狗の姿かたちは書かれていません。
青麻様の伝承記録
屋敷神の青麻様
鹿間家の屋敷神は青麻様といい、御神体は天狗です。
まつるのは一軒の家です。
中風の神
祭日は4月1日と9月1日で、中風の神様として信仰され、赤飯を供えます。
守るとされるのは中風です。
作らないもの
カボチャとネギがお嫌いで、この家では今も作りません。
避けるのは二つの作物です。
青麻様の伝承地域
公的データベースの地域欄は千葉県、市郡名の欄は長生郡、区町村名の欄は長柄町を示します。
まつるのは鹿間家の屋敷神で、家の敷地の中にあります。
青麻様の正体と考えられているもの
青麻様は、一軒の家がまつる天狗です。
語られるのは守りと決まりごとです。 挙げられているのは、何を守るかと、何を嫌うかです。
嫌うものを作らないという決まりが今も続いているところに、この神の実在があります。
この図鑑には手長婆(千葉)も収めています。
青麻様が登場する作品
青麻様を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは学生の調査報告です。
神の嫌う作物を作らないという決まりは各地の屋敷神にあり、家ごとに違う作物が挙がります。
青麻様が登場する調査報告
長柄町の民俗―千葉県長生郡長柄町―
東洋大学民俗研究会が1972年に出した報告です。信仰の章にこの神が載ります。
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青麻様についてよくある質問
青麻様とは何ですか。
千葉県長生郡長柄町で、鹿間家がまつる屋敷神です。御神体は天狗と記録されています。
何の神とされていますか。
中風の神様として信仰されています。
何を供えますか。
赤飯を供えると記録されています。
嫌うものはありますか。
カボチャとネギを嫌うため、この家では今も作らないといいます。
青麻様と併せて覚えたい言葉・用語
屋敷神(やしきがみ)
その家の敷地にまつられる神です。
中風(ちゅうぶう)
脳の病のあとに手足が動きにくくなることです。
長生郡(ちょうせいぐん)
千葉県の中部にある郡です。
青麻様の参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。