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滋賀県

金色の鶏(きんいろのにわとり)とはどんな妖怪か|姿と伝承

金色の鶏  / キンイロノニワトリ

鳥の妖怪 各地の伝説

滋賀県長浜市高月町で、早朝に鳴いて埋蔵金のありかを教えるとされた鶏。

金色の鶏の姿を描いた図

Motokoka 「賤ヶ岳から見た高月のあたり(滋賀県長浜市高月町)」 2011年 / CC BY-SA 4.0 出典

金色の鶏とはどんな妖怪か

金色の鶏はひとことで言えば、鳴いて教える鳥です。滋賀県長浜市高月町の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、馬場杉右衛門湖北の黄金埋蔵伝説」(『民俗文化』滋賀県民俗学会、2002年)を典拠に、高月町の赤坂山の屏風岩の近くには、昔から埋蔵金伝説が伝わっている。「金色の鶏が早朝、そのあり場所を教えて鳴く」といわれ、「朝日輝く夕日照る、小笹覚えに埋めて置く」という言い伝えもあると記します。

手がかりが二つあります。

一つは金色の鶏の鳴き声、もう一つは「朝日輝く夕日照る」という文句です。

金色の鶏の漢字表記と読み方

読みは「きんいろのにわとり」です。

「屏風岩」は、屏風のように立った岩を指す呼び名です。

「小笹覚えに」は、小さな笹を目印にして、という意味に読めます。

「朝日輝く夕日照る」は、各地の埋蔵金伝説に繰り返し出てくる文句です。

金色の鶏(きんいろのにわとり)

日文研データベースが示す呼称。

黄金鶏(おうごんけい)

各地の埋蔵金伝説で用いられる呼び方です。

金色の鶏の姿と特徴

金色の鶏の話は、記録に短く書かれています。

あるところ … 高月町の赤坂山、屏風岩の近く。
伝わるもの … 埋蔵金伝説。
鶏のすること … 早朝、そのあり場所を教えて鳴く。
その色 … 金色。
もう一つの言い伝え … 朝日輝く夕日照る、小笹覚えに埋めて置く。

鶏の大きさは書かれていません。

金色の鶏の伝承記録

  1. 赤坂山の屏風岩
  2. 早朝に鳴く
  3. 朝日輝く夕日照る

赤坂山の屏風岩

高月町の赤坂山の屏風岩の近くには、昔から埋蔵金伝説が伝わっています。

場所がで示されます。

早朝に鳴く

「金色の鶏が早朝、そのあり場所を教えて鳴く」といわれます。

知らせるのはです。

朝日輝く夕日照る

「朝日輝く夕日照る、小笹覚えに埋めて置く」という言い伝えもあります。

もう一つの手がかりは文句でした。

金色の鶏の伝承地域

公的データベースの地域欄は滋賀県長浜市高月町を示します。

論文名の湖北は、琵琶湖の北岸の地域を指します。

赤坂山(あかさかやま)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

赤坂山の所在地:滋賀県長浜市高月町

報告は滋賀県民俗学会の民俗文化によります。

旧伊香郡高月町にあたり、二〇一〇年に長浜市へ合併しました。

金色の鶏の正体と考えられているもの

金色の鶏は、埋蔵金のありかを知らせるとされた鳥です

害をなすものではありません。 語られているのは、早朝に鳴いて教えるという一点だけです。

同じ文句が各地の埋蔵金伝説に出てくることから、広く語られた型と分かります。

金色の鶏が登場する作品

金色の鶏を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは滋賀の民俗学会の雑誌です。

「朝日輝く夕日照る」という文句は各地の埋蔵金伝説に繰り返し出てきます。

金色の鶏が登場する学会誌

民俗文化

滋賀県民俗学会が出した雑誌です。2002年の号に湖北の黄金埋蔵伝説が載ります。

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金色の鶏についてよくある質問

金色の鶏とは何ですか。

滋賀県長浜市高月町で、埋蔵金のありかを教えて鳴くとされた鶏です。

いつ鳴くのですか。

早朝と記録されています。

どこの話ですか。

高月町の赤坂山、屏風岩の近くと記録されています。

言い伝えの文句はありますか。

「朝日輝く夕日照る、小笹覚えに埋めて置く」と伝わります。

金色の鶏と併せて覚えたい言葉・用語

埋蔵金(まいぞうきん)

地中に埋められたとされる金銀財宝のことです。

屏風岩(びょうぶいわ)

屏風のように立った岩を指す呼び名です。

湖北(こほく)

琵琶湖の北岸の地域を指す呼び方です。

金色の鶏の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「金色の鶏,埋蔵金」