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新潟県

木の株の目(きのかぶのめ)とはどんな妖怪か|姿と伝承

木の株の目  / キノカブノメ

蛇と竜 各地の伝説

新潟県で、木の株に二つの目を見つけた子が友を呼び、帰ると血が出たという大蛇の恨み。

木の株の目とはどんな妖怪か

木の株の目はひとことで言えば、見られたくなかった蛇です。新潟県の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、岩倉市郎世間話数題」(『高志路』新潟県民俗学会、1936年)を典拠に、子供が木の株に2つの目を見つけた。友達を呼んで見せると、その目は消えた。子供が帰宅すると生血が出た。木の株に化けていたのは大蛇で、姿を見られたくなかったのだが、見つけて友達を呼んだこの子供に恨みを晴らしたのだというと記します。

咎められたのは見たことではありません。

恨まれたのは、友達を呼んだことでした。 呼ばれたときには、目はもう消えていました。

木の株の目の漢字表記と読み方

読みは「きのかぶのめ」です。

「木の株」は、木を切ったあとに残る根元のことです。

「生血」は、なまの血のことです。

見てはならないものを見た話は各地にあり、見るなの禁と呼ばれます。

木の株の目(きのかぶのめ)

日文研データベースが示す呼称は「木の株,目」です。

大蛇(だいじゃ)

正体として記録されているものです。

木の株の目の姿と特徴

木の株の目の姿は、記録に短く書かれています。

見えたもの … 木の株にある二つの目。
見つけた人 … 子供。
したこと … 友達を呼んで見せた。
そのとき … その目は消えた。
帰宅すると … 生血が出た。
正体 … 木の株に化けていた大蛇。
理由 … 姿を見られたくなかった。

大蛇の大きさや色は書かれていません。

木の株の目の伝承記録

  1. 株にある二つの目
  2. 友達を呼ぶ
  3. 帰ると血が出る
  4. 大蛇の恨み

株にある二つの目

子供が木の株に2つの目を見つけました。

目だけが見えています。

友達を呼ぶ

友達を呼んで見せると、その目は消えました。

消えたのは呼んだあとです。

帰ると血が出る

子供が帰宅すると生血が出ました。

その日のうちに起きています。

大蛇の恨み

木の株に化けていたのは大蛇で、姿を見られたくなかったのだが、見つけて友達を呼んだこの子供に恨みを晴らしたのだといいます。

理由がはっきり書かれています。

木の株の目の伝承地域

公的データベースの地域欄は新潟県までで、市郡までは示されていません。

典拠の論文名は世間話数題で、いくつかの話をまとめて報告したものです。

新潟県(にいがたけん)

日文研データベースが示す伝承地域

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新潟県の所在地:新潟県

報告は新潟県民俗学会の高志路によります。

市郡は記録に書かれていません。

木の株の目の正体と考えられているもの

木の株の目は、姿を隠していた大蛇です

見たことだけでは済んでいます。 恨まれたのは、人を呼んだためと記されます。

残ったのは生血という、目に見える結果でした。

木の株の目が登場する作品

木の株の目を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは新潟の民俗学会の雑誌です。

見てはならないものを見た話は各地にあり、見るなの禁と呼ばれます。

木の株の目が登場する学会誌

高志路

新潟県民俗学会が出した雑誌です。1936年の号に世間話数題が載ります。

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木の株の目についてよくある質問

木の株の目とは何ですか。

新潟県で、木の株に二つの目が見えたと語られる話です。

正体は何ですか。

木の株に化けていた大蛇と記録されています。

なぜ恨まれたのですか。

姿を見られたくなかったのに、友達を呼ばれたためといいます。

子供はどうなりましたか。

帰宅すると生血が出たと記されています。

木の株の目と併せて覚えたい言葉・用語

木の株(きのかぶ)

木を切ったあとに残る根元のことです。

生血(なまち)

なまの血のことです。

高志路(こしじ)

新潟県民俗学会が出している雑誌の名です。

木の株の目の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「木の株,目」