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長野県

原村の山の神(はらむらのやまのかみ)とはどんな妖怪か|姿と伝承

原村の山の神  / ハラムラノヤマノカミ

神になった妖怪 各地の伝説

長野県諏訪郡原村で、格子戸や木の枝に縄の束が掛けられた山の神。寿命が長いようにと供える。

原村の山の神の姿を描いた図

funk bass 「八ヶ岳と白樺(長野県諏訪郡原村)」 2012年 / CC BY 3.0 出典

原村の山の神とはどんな妖怪か

原村の山の神は、縄を供える神です。長野県諏訪郡原村の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、佐伯隆治諏訪地方のお盆其他」(『民間伝承』民間伝承の会、1939年)を典拠に、原村の山の神様の、神前の格子戸や附近の木の枝には縄を束ねた物がたくさんかけられている。寿命が長いようにと言って縄をお供えするのだと記します。

願いは長さです。

供えるわけは寿命が長いようにというものです。

この図鑑には山の神の木(愛媛)も収めています。

原村の山の神の漢字表記と読み方

読みは「はらむらのやまのかみ」です。

データベースの呼称欄は「山神」、読み欄は「ヤマガミサイ」と示します。

「格子戸」は、細い木を組んだ戸のことです。

「束ねる」は、まとめてくくることです。

この図鑑には山の神の木(愛媛)も収めています。

原村の山の神(はらむらのやまのかみ)

データベースの呼称欄は「山神」、読み欄は「ヤマガミサイ」と示します。

ヤマガミサイ(やまがみさい)

データベースが示す読みです。

原村の山の神の姿と特徴

原村の山の神の話は、記録に短く書かれています。

その場所(一) … 神前の格子戸。
その場所(二) … 附近の木の枝。
掛けられているもの … 縄を束ねた物。
その量 … たくさん。
供えるわけ … 寿命が長いように。

社の大きさは書かれていません。

原村の山の神の伝承記録

  1. 格子戸の縄
  2. 木の枝にも
  3. 寿命が長いように

格子戸の縄

原村の山の神様の、神前の格子戸には縄を束ねた物がたくさんかけられています。

掛かるのはです。

木の枝にも

附近の木の枝にも同じようにかけられています。

広がるのはまわりの木にです。

寿命が長いように

寿命が長いようにと言って縄をお供えするのです。

願うのは長さです。

原村の山の神の伝承地域

公的データベースの地域欄は長野県、市郡名の欄は諏訪郡、区町村名の欄は原村を示します。

論文名は諏訪地方のお盆其他で、盆の行事とあわせて書かれています。

原村(はらむら)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

原村の所在地:長野県諏訪郡原村

報告は民間伝承の会の民間伝承によります。

論文名は諏訪地方のお盆其他です。

原村の山の神の正体と考えられているもの

原村の山の神は、縄を供える神です

姿は出てきません。 語られているのは、何を掛けるかと、何を願うかです。

長い縄に長い寿命をなぞらえる供え方が、この社の特徴です。

この図鑑には山の神の木(愛媛)も収めています。

原村の山の神が登場する作品

原村の山の神を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは戦前の民俗学の雑誌です。

山の神は各地の村の境や山口にまつられ、供え物の形が土地ごとに違います。

原村の山の神が登場する学会誌

民間伝承

民間伝承の会が出した雑誌です。1939年の号に諏訪地方のお盆其他が載ります。

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原村の山の神についてよくある質問

原村の山の神とは何ですか。

長野県諏訪郡原村にまつられる山の神です。

何が掛けられていますか。

神前の格子戸や附近の木の枝に、縄を束ねた物がたくさん掛けられています。

なぜ縄なのですか。

寿命が長いようにと言って供えるのだといいます。

読みは。

データベースの読み欄はヤマガミサイと示しています。

原村の山の神と併せて覚えたい言葉・用語

格子戸(こうしど)

細い木を組んだ戸のことです。

山の神(やまのかみ)

山をつかさどるとされる神です。

原村(はらむら)

長野県諏訪郡の村です。

原村の山の神の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「山神」