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京都府

よりべの水(よりべのみず)とはどんな妖怪か|姿と伝承

よりべの水  / ヨリベノミズ

そのほか 各地の伝説

京都市の加茂社で、神水を瓶に入れて供え、減り具合で祈りが受けられたか判断した神占。

よりべの水の姿を描いた図

Immanuelle 「上賀茂神社の境内(京都府京都市北区)」 2024年 / CC BY 4.0 出典

よりべの水とはどんな妖怪か

よりべの水は、水の減りで神意を読む占いです。京都府京都市の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、中山太郎水鏡天神」(『旅と伝説』三元社、1928年)を典拠に、加茂社のよりべの水は神が祈請を納受されたかどうかを判断する方法である。神水をビンに入れて宝前に供え、その水の減り具合で判断する神占であると記します。

目印は減り方です。

宝前に供えた水の減り具合で判断します。

よりべの水の漢字表記と読み方

読みは「よりべのみず」です。

「祈請」は、願い祈ることです。

「納受」は、神仏が願いを受け入れることです。

「宝前」は、神仏の前のことです。

「加茂社」は京都の賀茂の社を指します。

よりべの水(よりべのみず)

日文研データベースが示す呼称。

神占(かみうら)

記録が示す、この方法の呼び方です。

よりべの水の姿と特徴

よりべの水のやり方は、記録に短く書かれています。

その社 … 加茂社。
その目的 … 神が祈請を納受されたかどうかを判断する。
使うもの … 神水。
入れるもの … ビン。
供える場所 … 宝前。
見るところ … その水の減り具合。
その呼び方 … 神占。

どれだけ減れば受けられたかは書かれていません。

よりべの水の伝承記録

  1. 加茂社の水
  2. 宝前に供える
  3. 減り具合で読む

加茂社の水

加茂社のよりべの水は神が祈請を納受されたかどうかを判断する方法です。

使うのは社の水です。

宝前に供える

神水をビンに入れて宝前に供えます。

置くのは神の前です。

減り具合で読む

その水の減り具合で判断する神占です。

読むのは水位です。

よりべの水の伝承地域

公的データベースの地域欄は京都府京都市を示します。

記録は社を加茂社と書いています。

加茂社(かもしゃ)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

加茂社の所在地:京都府京都市

報告は三元社の旅と伝説によります。

論文名は水鏡天神です。

よりべの水の正体と考えられているもの

よりべの水は、水の減りで神意を読む占いです

怪しいものは出てきません。 語られているのは、何を供えるかと、何を見るかです。

水面という誰にでも見えるものを目印にするところが、神占の分かりやすさです。

よりべの水が登場する作品

よりべの水を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは戦前の伝説雑誌です。

水や鏡で神意を読む占いは各地の社にあり、水鏡の名でも呼ばれます。

よりべの水が登場する雑誌

旅と伝説

三元社が出した伝説の雑誌です。1928年の号に水鏡天神が載ります。

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よりべの水についてよくある質問

よりべの水とは何ですか。

京都の加茂社で行われたという、水を使った神占です。

何を判断するのですか。

神が祈請を納受されたかどうかです。

どうやるのですか。

神水をビンに入れて宝前に供え、その水の減り具合で判断します。

納受とは何ですか。

神仏が願いを受け入れることです。

よりべの水と併せて覚えたい言葉・用語

祈請(きせい)

願い祈ることです。

納受(のうじゅ)

神仏が願いを受け入れることです。

宝前(ほうぜん)

神仏の前のことです。

よりべの水の参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「よりべの水」