京都府亀岡市の話。田へ通う道の石橋は、気をつけないとかならずつまずいて大怪我をするという。

石橋とはどんな妖怪か
石橋は、つまずかせる橋です。京都府亀岡市の話です。
国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、田中勝雄「山水伝説―続南桑民譚雑録二―」(『旅と伝説』三元社、1937年)を典拠に、ある家の田に石橋がかかっていて田へ行くには朝夕その橋を通らねばならない。その石橋は少しでも気をつけないと、かならずつまずいて大怪我をするというと記します。
避けて通ることができません。
田へ行くには朝夕その橋を通らねばならないからです。
この図鑑には竹伐狸(京都)も収めています。
石橋の漢字表記と読み方
読みは「いしばし」です。
報告の題の「南桑」は南桑田郡のことで、今の亀岡市にあたります。
「民譚」は、民間に語り伝えられた話のことです。
「朝夕」は、朝と夕方の両方をいいます。
この図鑑には竹伐狸(京都)も収めています。
石橋(いしばし)
日文研データベースが示す呼称です。
南桑(なんそう)
報告の題が示す、南桑田郡のことです。今の亀岡市にあたります。
石橋の姿と特徴
石橋の話は、記録に短く書かれています。
かかっている場所 … ある家の田。
通う時 … 朝夕。
その必要 … 田へ行くには通らねばならない。
気をつけないと起きること … かならずつまずく。
その結果 … 大怪我をする。
何がつまずかせるのかは書かれていません。
石橋の伝承記録
田にかかる石橋
ある家の田に石橋がかかっています。
かかっているのは田への道にです。
朝夕通る
田へ行くには朝夕その橋を通らねばなりません。
避けられないのは通ることです。
かならずつまずく
その石橋は少しでも気をつけないと、かならずつまずいて大怪我をするといいます。
待っているのは大怪我です。
石橋の伝承地域
公的データベースの地域欄は京都府、市郡名の欄は亀岡市を示します。
報告の題は旧郡名で続南桑民譚雑録と書かれています。
石橋の正体と考えられているもの
石橋は、つまずかせる橋です。
姿を持つものは出てきません。 語られているのは、毎日通らねばならないことと、気を抜くと大怪我をすることです。
「かならず」と書かれているところに、避けようのなさが出ています。
この図鑑には竹伐狸(京都)も収めています。
石橋が登場する作品
石橋を単独で扱った本は見当たりません。読めるのは戦前の雑誌の報告です。
決まった場所で必ずつまずくという話は各地にあり、道の一点を避けて通る習わしとして残ります。
石橋が登場する雑誌
旅と伝説
三元社が出した雑誌です。1937年の号に南桑の民譚が載ります。
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石橋についてよくある質問
この石橋とは何ですか。
京都府亀岡市で、田へ通う道にかかっていた石橋のことです。
いつ通るのですか。
田へ行くには朝夕通らねばならないといいます。
何が起きますか。
少しでも気をつけないと、かならずつまずいて大怪我をするといいます。
原因は何ですか。
記録には書かれていません。
石橋と併せて覚えたい言葉・用語
民譚(みんだん)
民間に語り伝えられた話のことです。
南桑田郡(みなみくわだぐん)
京都府にあった郡です。今の亀岡市にあたります。
亀岡市(かめおかし)
京都府の中部にある市です。
石橋の参考資料
この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。