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高知県

はいたかさん(はいたかさん)とはどんな妖怪か|姿と伝承

はいたかさん  / ハイタカサン

鳥の妖怪 各地の伝説

高知県四万十市で、旧十月に出雲へ行くとされ、送り迎えのお籠りが行われた神。

はいたかさんの姿を描いた図

Yobito KAYANUMA 「岩間沈下橋(高知県四万十市西土佐岩間)」 2009年 / CC BY-SA 3.0 出典

はいたかさんとはどんな妖怪か

はいたかさんはひとことで言えば、出雲へ行く神です。高知県四万十市の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、国学院大学民俗学研究会高知県幡多郡西土佐村 八、信仰 2、ムラ氏神」(『民俗採訪』1991年)を典拠に、旧10月ごろ、はいたかさんが出雲へ行くということで太夫さんを呼んでお宮でお籠りをした。これをサカムカエゴモリといったと記します。

行事の名が残っています。

その籠りをサカムカエゴモリと呼びました。

はいたかさんの漢字表記と読み方

読みは「はいたかさん」です。

「はいたか」は鷂、小型の鷹を指す鳥の名です。

旧暦十月は、神々が出雲に集まるとされる神無月にあたります。

「サカムカエ」は坂迎え、旅立つ者や帰る者を迎えることを指すとみられます。

「西土佐村」は、いまの四万十市の一部です。

はいたかさん(はいたかさん)

日文研データベースが示す呼称。

サカムカエゴモリ(さかむかえごもり)

お籠りの行事の呼び名です。

はいたかさんの姿と特徴

はいたかさんの行事は、記録に短く書かれています。

時期 … 旧暦十月ごろ。
言われていたこと … はいたかさんが出雲へ行く。
呼ぶ人 … 太夫さん。
する場所 … お宮。
すること … お籠り。
その名 … サカムカエゴモリ。

はいたかさんの姿は書かれていません。

はいたかさんの伝承記録

  1. 旧十月の旅立ち
  2. 太夫さんを呼ぶ
  3. サカムカエゴモリ

旧十月の旅立ち

旧10月ごろ、はいたかさんが出雲へ行くといわれました。

時期は神無月にあたります。

太夫さんを呼ぶ

太夫さんを呼んでお宮でお籠りをしました。

呼ばれるのは土地の祈祷者です。

サカムカエゴモリ

これをサカムカエゴモリといいました。

名が行事に付いています。

はいたかさんの伝承地域

公的データベースの地域欄は高知県四万十市を示します。

報告の題にある幡多郡西土佐村は、いまの四万十市の一部です。

西土佐(にしとさ)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

西土佐の所在地:高知県四万十市西土佐

報告は国学院大学民俗学研究会の民俗採訪によります。

四万十川の中流にあたり、旧幡多郡西土佐村です。

はいたかさんの正体と考えられているもの

はいたかさんは、村の氏神として祀られた神です

怪異として語られてはいません。 語られているのは、出雲へ行くという言い伝えと、送り迎えの籠りです。

報告の項目もムラ氏神の中に置かれています。

はいたかさんが登場する作品

はいたかさんを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは大学の民俗学研究会の調査報告です。

神が旧十月に出雲へ行くという言い伝えは各地にあり、神無月の名の由来として語られます。

はいたかさんが登場する調査報告

民俗採訪

国学院大学民俗学研究会の調査報告です。1991年の号に高知県幡多郡西土佐村が載ります。

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はいたかさんについてよくある質問

はいたかさんとは何ですか。

高知県四万十市で、旧十月に出雲へ行くとされた村の氏神です。

どんな行事をしましたか。

太夫さんを呼んでお宮でお籠りをし、サカムカエゴモリと呼んだと記録されています。

はいたかとは何ですか。

鷂と書く、小型の鷹を指す鳥の名です。

西土佐村はどこですか。

いまの高知県四万十市の一部です。

はいたかさんと併せて覚えたい言葉・用語

はいたか(はいたか)

鷂と書く、小型の鷹です。

神無月(かんなづき)

旧暦十月のこと。神々が出雲に集まるとされます。

太夫(たゆう)

土地の祈祷者を指す呼び方です。

はいたかさんの参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「はいたかさん」