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北海道

ラプスカムイ(らぷすかむい)とはどんな妖怪か|姿と伝承

ラプスカムイ  / ラプスカムイ

鳥の妖怪 アイヌの伝承

北海道十弗の村に住んだという怪鳥。その鳥を吹き通してくる風にあたると必ず病むか死ぬという。

ラプスカムイとはどんな妖怪か

ラプスカムイは、風に毒を移す鳥です。北海道の話です。

国際日本文化研究センターの怪異・妖怪伝承データベースは、吉田巖杖のみたま」(『民族学研究』日本民族学会、1956年)を典拠に、話者を山田常吉として、十弗(とうふつ)の村に怪鳥が住んでいた。ラプスカムイという鳥で、その鳥を吹き通してくる風にあたる人や動物は毒気を受けて必ず病むか、死ぬか殃を蒙るという。正体はわからないと記します。

害は風で伝わります。

あたるのはその鳥を吹き通してくる風です。

この図鑑にはフリカムイ(北海道)も収めています。

ラプスカムイの漢字表記と読み方

読みは「らぷすかむい」です。

記録は「十弗」に括弧で「とうふつ」と読みを添えています。

「カムイ」はアイヌの言葉で神や霊のことです。

「殃」は、わざわいのことです。

この図鑑にはフリカムイ(北海道)も収めています。

ラプスカムイ(らぷすかむい)

日文研データベースが示す呼称。

十弗(とうふつ)

記録が括弧で読みを添えています。

ラプスカムイの姿と特徴

ラプスカムイの話は、記録に短く書かれています。

住んでいた場所 … 十弗(とうふつ)の村。
そのもの … 怪鳥。
その名 … ラプスカムイ。
害の伝わり方 … その鳥を吹き通してくる風。
あたるもの … 人や動物。
受けるもの … 毒気。
その結果 … 必ず病むか、死ぬか殃を蒙る。
書き手の断り … 正体はわからない。

羽の色も大きさも書かれていません。

ラプスカムイの伝承記録

  1. 十弗の怪鳥
  2. 吹き通してくる風
  3. 必ず病む
  4. 正体はわからない

十弗の怪鳥

十弗(とうふつ)の村に怪鳥が住んでいました。

住んでいたのはです。

吹き通してくる風

ラプスカムイという鳥で、その鳥を吹き通してくる風にあたる人や動物は毒気を受けます。

運ぶのはです。

必ず病む

必ず病むか、死ぬか殃を蒙るといいます。

避けられないのはです。

正体はわからない

正体はわかりません。

書かれていないのは姿です。

ラプスカムイの伝承地域

公的データベースの地域欄は北海道までで、市郡までは示されていません。

記録は村の名を十弗(とうふつ)と書いています。

十弗(とうふつ)

日文研データベースが示す伝承地域

地図で開く

十弗の所在地:北海道

報告は日本民族学会の民族学研究によります。

市郡は記録に書かれていません。

ラプスカムイの正体と考えられているもの

ラプスカムイは、風に毒を移す鳥です

姿を見た人は書かれていません。 語られているのは、どう伝わるかと、どうなるかです。

書き手が末尾に正体はわからないと断るところに、報告としての慎みが出ています。

この図鑑にはフリカムイ(北海道)も収めています。

ラプスカムイが登場する作品

ラプスカムイを単独で扱った本は見当たりません。読めるのは民族学の学会誌です。

カムイはアイヌの言葉で神や霊を指し、獣や鳥にもその名がつきます。

ラプスカムイが登場する学会誌

民族学研究

日本民族学会が出した雑誌です。1956年の号に杖のみたまが載ります。

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ラプスカムイについてよくある質問

ラプスカムイとは何ですか。

北海道十弗の村に住んでいたという怪鳥です。

どう害をなすのですか。

その鳥を吹き通してくる風にあたると毒気を受けるといいます。

どうなりますか。

必ず病むか、死ぬか、わざわいを受けるとされます。

姿は分かっていますか。

記録は正体はわからないと書いています。

ラプスカムイと併せて覚えたい言葉・用語

カムイ(かむい)

アイヌの言葉で神や霊のことです。

(わざわい)

わざわいのことです。

十弗(とうふつ)

北海道の地名です。

ラプスカムイの参考資料

この記事は、以下の公的・学術資料をもとに構成しています。

  1. 国際日本文化研究センター「ラプスカムイ」